犬が吠えるのをやめさせたい!正しいしつけの方法教えます

犬 吠える しつけ

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犬は環境の変化や音に敏感で、家の前を人が歩いたり、チャイムが鳴ったりすると吠えますよね。飼い主さんが注意をしても、必要以上に吠えるのは無駄吠えと言い、しっかりとしたしつけが必要になります。

無駄吠えは、犬自身にもストレスですし、飼い主さんにとってもストレスですね。また、近隣の住人の方にも迷惑をかけてしまいます。

今回は、犬が吠えるのをやめさせたい方必見!なぜ犬は吠えるのか?正しいしつけの方法をご紹介いたします!

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飼い主が知っておきたい犬が吠えるこれだけの理由

どうして犬が吠えるのか、考えてみたことはありますか?犬が吠えることによって何をしようとしているのかを、飼い主さんはまず知っておくべきなので、一つ一つご説明していきますね!

コミュニケーションを取る手段

私達、人間は喋ることができますが、犬は発声器官が無いため、吠えることによりコミュニケーションを取ります。食事をしたり、息をすることと同じ自然なことですね!「吠えるな!」と言うことは、私達人間にとっては「喋るな!」と言うことと同じです。

そういった事を考えると、時と場所を考えて吠えるように、しつけをすることが大切なのです。

警戒心から吠えてしまう

犬は自分のテリトリーを大切にする生き物です。愛犬にとっては、自宅そのものが縄張りですね!この縄張りに侵入しようとする者には、犬は警戒し、吠えます。

だから、家の周りを人が通ったり、知らない人が自宅を訪問すると吠えるのです。チャイムが鳴って吠える場合は、チャイム=訪問者と犬が記憶しており、侵入者の合図として吠えているのです。

吠えることで要求している

ごはんの量が足りなくてもっと食べたいときや、おやつが欲しい時、散歩に行きたい時も犬は吠えて飼い主に要求します。特に多いのは、外でトイレのしつけをしている犬が吠えることですね。

トイレに行きたいので、飼い主さんに外へ連れて行って欲しいと要求吠えするのです。トイレのタイミングは、自然のタイミングでいつ訪れるかわかりません。

もしかしたら、早朝にもよおすかもしれないし、夜中にもよおすかもしれませんね。ですので、散歩の時以外にも室内でトイレができるように訓練をすることが大切です。

興奮のあまり吠えてしまう

犬同士が出会った時や、知人に会った時に犬が吠えることがあります。これは、嬉しすぎて興奮状態になり吠えます。また、逆に恐怖から興奮し吠えることもあります。

例えば、雷が鳴った時などです。恐怖がピークに達した結果、興奮状態になり吠えてしまいます。どちらの興奮状態も、小刻みに震えることがありますので優しく声をかけ、落ち着かせてあげましょう。

孤独で寂しい時に吠えてしまう

犬は集団生活を好む生き物です。飼い主さんが、出かけてしまって1人でお留守番をしている時に寂しさを感じ、吠えることで飼い主さんを呼ぼうとしたり、仲間を呼ぼうとします。

このケースは、分離不安と言う精神状態になっていることが多く、一時として飼い主さんと離れることに不安を感じてたまらない犬に多い兆候があります。子犬の時から、1人の時間を有意義に過ごせるようにお留守番の訓練をしておくことが大切です。

ストレスを感じ吠えてしまう

引っ越しをした、生活環境が変わったなどで、犬がストレスを感じ吠えてしまうことがあります。また、掃除機に向かって吠えたり、モップに向かって吠えることもあります。これは、音、風、水と犬が嫌がる三大要素があることでストレスを感じているためです。

ですが、掃除は人間の生活にとっては必要なことですし、引っ越しなどは仕方の無い事ですね。できるだけ犬が安心していられる空間を作ってあげたり、待避させてあげる工夫が必要なのです。

これで、犬が吠えることには意味があるということが分かりましたね!人間と同じように感情がある生き物なので、飼い主さんに何かを伝えているケースが多いです。それらのことに飼い主さんが気付いてあげて、不安を排除したり、和らげてあげることがとても大切です。

ですが、注意をしても吠えることが止まらないことや、落ち着けても吠え続ける場合は、吠えることがクセになってしまっていることが多く、これを無駄吠えと言います。

無駄吠えは、犬にとって本来の感情を忘れてしまっていることが多く、何で吠えているのか自分でもわからない状態に陥ってしまっています。

無駄吠え以外にも、犬が唸ることに頭を悩ませている飼い主さんも多いですよね。犬が唸る理由ややめさせるための対処法を飼い主なら知っておきたい犬が唸る理由と対処法の記事で詳しく紹介しています。

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吠えることは体全体で大きく呼吸し、力いっぱい吠えるので疲労も激しく、犬にとってもストレスなのです。それでは、次に無駄吠えを無くすために行う、正しいしつけの行い方をご紹介します!

犬が吠えるのをやめさせる!正しいしつけの方法

まずは、犬にとって正しい事、間違っていることを理解させることを頭に入れておきましょう。吠えること=不快なことが起こる、吠えない事=良いことが起こる、というベースを飼い主さんがしっかりと管理してあげることが大切です。

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そして、絶対に体罰はやめましょう!体罰は犬からの信用を失ってしまいます!信用を失うことは一瞬です。ですが立て直すには何年、何か月もの日数が必要なのです。

飼い主さんとの間で信用が崩れた場合、立て直すことはなかなか難しいものです。よって、しつけには体罰は必要ありません。褒めて伸ばすことを念頭に置きましょう!

コマンドを教える

まずコマンドとは主に以下の基本トレーニングのことになります。

  • オスワリ
  • マテ
  • オテ
  • オカワリ

コマンドを教えるには、アイコンタクトが必須です。このアイコンタクトが犬のしつけで非常に重要になります。もし、アイコンタクトができない犬には、おやつなどを飼い主さんの目の近くに持っていき、目を合わせる訓練から行うといいでしょう。

次に行うのが、このコマンドの中に「シズカニ」と言うコマンドを入れましょう。練習はチャイムの音を鳴らし、吠えている時に、コマンドを伝え静かに待つことができたら、たくさん褒めておやつを与えましょう。

逆に、吠え続けたならば、アイコンタクトからやり直し、おやつは与えないようにしましょう。

そうすることで、犬は静かにするとご褒美をもらえると理解し、無駄吠えを軽減させることができます。また、このチャイムの練習は、音に慣れさせることも合わせてできるようになります。

家族が外出から帰るたびに、この練習を行っているとタイミングもバラバラになり、いい練習になりますよ♪このタイミングがバラバラなことで、突然の来客の訪問の時にも対応できるようになるのです。

無駄吠えをすると口輪を装着する

犬が無駄吠えを始めて、飼い主さんの呼びかけに反応しない場合は、口輪を装着しましょう。装着時間が長すぎると、なぜ口輪をされているのか犬には分からなくなりますので、5分ほどを目安にしましょう。

口輪は、犬は苦手な子が多いですね。なので、【吠える=不快なことが起こる(口輪)】ということを学ばせましょう。吠えていても口輪をみると、静かになってきたら成功への道は近いです。この方法は、根気よく続けていくことが大切です。

飼い主さんの気を引きたい無駄吠えは相手にしない!

要求吠えでも、おやつの催促やかまって欲しい時など、飼い主さんの気を引きたいことから無駄吠えをする犬がいます。この場合は無駄吠えの後、相手にしないようにしましょう!

犬は記憶能力に優れた生き物です。相手にしたり、かまってしまうことは、吠える=相手にしてもらえると犬は記憶します。

なので、吠える=相手にしてもらえない(つまらない=不快)と記憶をさせることが大切なのです。この時、飼い主さんが吠える犬に根負けして相手にしてしまうと水の泡ですので、飼い主さんにも忍耐が必要です。

子犬がケージに入れると吠え続けるのをやめさせたい場合のしつけ方を、子犬がケージで鳴くのをやめさせたい!ケージのしつけを覚えさせる方法の記事で詳しく紹介していますので、ケージに入れることがある飼い主さんはぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

犬が吠えることは、不審者から家や家族を守るためにも役立ちます。ですが、不必要な吠えは近隣の方への迷惑になってしまいますね。飼い主さんが、根気よくしつけをしていったり、改善や工夫をすることで、犬も状況を判断し吠えるようになることでしょう。

高齢犬の場合は認知症から、吠えてしまうこともありますので、愛犬が高齢でよく吠える場合は、病院で診察してもらうことをおすすめします。

また、多頭飼いの場合は、1匹が吠えると条件反射のように連鎖的に吠えることがありますので、全員一緒にしつけをしていくことが大切です。犬と人間のより良い共存のためにも、頑張って取り組んでいきましょう!

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