犬のノミ・ダニ対策!ノミを見つけた時の対策と予防方法!

犬 ノミ ダニ

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暖かい季節になってくると、愛犬のお散歩も楽しくなってきますよね!色々なお花が咲いていたり、小さな虫たちも見かける機会が多くなります。楽しいお散歩ですが、小さな虫たちの中でも特に気を付けたいのがノミ・ダニです。

ノミやダニを見つけた時は絶対放置してはいけません。ノミを見つけた時の対策と予防について、今回はお話していきますので、見つけた時は参考にしてみてくださいね。

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犬にノミ・ダニが付着している時の対策

ノミは手で潰さないで!

ノミの体内には「瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)」という寄生虫の幼虫が住み付いていることがあり、潰してしまうと手や爪に幼虫がついてしまい、人間に寄生してしまうことがあります。瓜実条虫とはサナダムシのことです。

その瓜実条虫の幼虫が付いている手で愛犬のごはんの支度を行ったり、スキンシップの途中で手を舐められると、犬の体内にも寄生してしまいます。

寄生した場合の症状は、嘔吐や下痢、体重減少やお尻から寄生虫が出てしまったりして肛門周りの痒みや痛みに繋がります。ノミを見つけた場合は、絶対に手で潰さないようにしましょう!

ノミや床に落ちてしまった場合はガムテープで!

犬に付着していたノミが、床に落ちているのを見つけた場合は、素手では触らず、ガムテープや粘着シートでペタッと捕獲してから捨てましょう。

ティッシュなどで押さえて潰す方や掃除機で吸う方も中にはいるようですが、先程も述べたように潰してしまうと寄生虫のリスクがありますし、掃除機で吸ってしまうと掃除機内でのノミの繁殖が始まってしまいます。

このようなことを防ぐためには、粘着シートなどで動けないようにして潰さずに捨てることが好ましいと言えます。

動物病院で駆除薬をもらおう!

ノミを見つけた場合は、焦らずに動物病院へ連絡して連れて行きましょう。犬の肩甲骨のあたりに液体を垂らすタイプの市販のノミ駆除薬がありますが、水に流れてしまう性質があり、効果が持続しづらくなっています。

動物病院で処方される同じタイプの駆除薬は、使用して48時間経過後であれば、お風呂や雨に濡れても効果が持続します。

この液体を垂らすタイプのお薬は、殺虫成分が犬の皮膚に吸収されて全身に広がり、簡単にノミの駆除ができます。フロントラインプラスというお薬であれば、使用して24時間でノミが駆除できると言われています。

ダニの中でもマダニがいる場合

一時期テレビでもニュースになった、ダニの中でも有名な種類ですね。別名、殺人ダニとも言われるマダニに咬まれると、人間にとっても重症化すると命の危険があるダニです。マダニは、犬の耳の内側や、鼻の周り、お腹周りなど、皮膚の柔らかい場所を好み吸血します。

マダニの場合、口に小さな鋭い突起を持っており、無理やり剥がしてしまうと、この突起がもげて皮膚に残ってしまい皮膚の炎症を起こしたりしてしまいます。なので、マダニを見つけた場合は、動物病院で適切な処置を受けないといけません。

放置は絶対NG!ノミ・ダニが起こす病気

ノミやダニは放置していてもいなくなることは、まずあり得ません。むしろ犬の血液を吸い、繁殖を繰り返して、犬の皮膚も、生活スペースも、飼い主さんも大変なことになってしまいます。ノミやダニが起こす病気は以下のものが挙げられます。

【ダニやノミそのものが原因の症状・病気】

  • 貧血
  • アレルギー性皮膚炎

【ダニやノミが媒介する可能性がある感染症】

  • 瓜実条虫症(人・犬)
  • ライム病(人・犬)
  • バベジア症(犬)
  • 日本紅班熱(人)
  • Q熱(人)

これらの病気の中でも特に気を付けたいのが、バベジア症(犬)、日本紅班熱(人間)、Q熱(人間)です。

早期の発見であれば、予後は良好なことが多いですが、重症化すると命を落としかねない、危険な病気です。愛犬も、人間も守るために、ノミやダニを見つけた場合は、早期に必ず駆除しましょう!

ノミ・ダニなどの害虫が付着するのを予防する方法!

ノミやダニが犬にとっても、人間にとっても良くないことが分かったところで、次に予防策をご紹介していきます。

定期的なシャンプー

1ヶ月に1度程度の定期的なシャンプーを行い、皮膚を清潔にしてあげましょう。シャンプーしない間は、ボディタオルなどで体や足を拭いてあげるといいですね!定期的にシャンプーを行っていると、皮膚の異常に、いち早く気付いてあげることができます。

犬をお風呂に入れことが上手くいかない方に、犬のお風呂の頻度はどのくらい必要?正しいお風呂の入れ方もご紹介!の記事で正しい犬のお風呂の入れ方について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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散歩の後はブラッシングを!

散歩の後には足を洗うのはもちろん、ブラッシングも習慣にしましょう。ブラッシングをすることで、汚れも落ちやすくなりますし、ノミの早期発見に繋がります。ブラシタイプのものよりも、コームと呼ばれる櫛であれば目が細かいので、より見つけやすくなりますよ!

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草むらを避ける

ノミやダニは、寄生している動物から移る場合もありますが、基本的には草むらに存在しています。特にマダニは、動物が通りそうな草の葉っぱで待ち構えていることが多く、お散歩の時には、できるだけ草むらを避けるルートを作ってあげることも大切なことです。

散歩の時には洋服を着せる

お散歩の時に洋服を着せると、少なからず体の露出を防ぐことができます。防ノミ、防ダニ加工されている洋服も販売されているので、探してみてもいいかもしれません。

また、暑い時にはクールベストとして、寒い時期には防寒着としても役に立ちます。手頃なアイテムとして検討してみることも良いと思います。

ノミ・ダニ予防薬を使う

動物病院で処方される予防薬を使うことが、確実で一番のおすすめです。予防薬の種類は様々あり、以下のようなものが挙げられます。

  • 液体を垂らすタイプ
  • チュアブルタイプ(おやつのようなもの)
  • 錠剤タイプ

予防薬は、愛犬に合ったものを選ぶと与えやすいですよ!我が家では、おやつのジャーキーのようなチュアブルタイプを毎月1度食べさせていますが、とても喜んでおねだりされる程です。

ノミ・ダニ以外で犬がかゆそうにしていた時の原因と対策

皮膚の乾燥

気温の変化に伴い、室内で飼っている犬はエアコンが稼働している部屋にいることが多いですよね。エアコンは空気を乾燥させてしまい、人間でも痒みや痛みが出ることがあります。

犬にも同じことが起きてしまい、皮膚が乾燥してしまうことがあり、痒そうにすることがあります。エアコン稼働時には加湿器をセットしてあげると幾分か落ち着くことがありますよ!

また、シャンプーを過度に行いすぎた場合も、皮膚の潤いがなくなってしまい乾燥に繋がってしまいます。適度にシャンプーは行い、少しの汚れは部分洗いをするか、ボディタオルで拭いてあげましょう。

毛玉ができている

長毛種の犬に多いのが、毛玉ができてしまった場所を痒そうにしていることがあります。我が家の愛犬も、耳の後ろの飾り毛がよく絡まってしまい、足で掻くので、定期的にカットするようにしています。

人間も長時間、髪をきつく結んでいると痛痒くなりますよね。きっと同じような感じで、犬も毛玉ができてしまった時、痒いと言うか、痛痒いような感じなのかな…と思います。

毎日ブラッシングをすることがおすすめですが、ブラッシングしていても我が家のように毛玉ができてしまう場合は、爪を短く切ってあげたり、その部分のカットをしてあげることで改善されます。

アトピーやアレルギーのこともある

人間と同じように、犬にもアトピーやアレルギーがあることが近年分かってきました。

食べ物や服の素材などが体質に合わない場合、皮膚の痒みに繋がってしまいます。動物病院で血液検査をしたり、フードを変えるなどの対処をしてみましょう。

ダニやノミが犬に付着するのは特に散歩中が危険です、詳しくは、『犬の散歩でノミ・ダニが付着!散歩時に注意したいノミ・ダニ対策』の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

ノミやダニは、私達からすると、百害あって一利なしと言っても過言ではない存在ですね!愛犬の健康と共に、飼い主さんや家族の健康を守るために、ノミやダニを見つけたら、一刻も早く駆除しましょう!

さらに予防をすることで、寄生させない状態を維持することが、とても大切です。どの方法が愛犬に合っているかしっかり見定めて、愛犬と共により良い生活を目指していきましょう!

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