子犬の噛む癖を治したい!正しく噛み癖をしつける方法

犬 噛む

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子犬は小さくて可愛らしく、飼い主さんの癒しの存在です。しかし、子犬でも遊んでいる時に噛まれると、ものすごく痛くありませんか?

子犬の歯は、私たちが思っている以上に鋭く、じゃれ合いで噛まれても出血してしまったり、傷が付くほどで、噛む癖を治したいと考えている飼い主さんも多いですよね。

子犬の噛む癖を治したいけれど、方法やしつけが分からない飼い主さんのために、今回は子犬の噛み癖に関するお話をします。

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子犬が噛む理由を知ろう!

どうして噛むのか分からなくて、対応に困っている飼い主さんをよく見かけます。

犬は人間のように喋ることができませんので、何かしらのアクションを行いますよね。これは、噛むことも同じなのです。噛むことの原因を一緒に探っていきましょう。

歯の生え変わりの時期で痒い

犬も人間と同じように、乳歯から大人の歯に生え変わる時期があり、これは生後、数か月から訪れます。

私達人間も、歯が生え変わる時、歯茎がムズムズ痒くなったり、気になったりしませんでしたか?これは、犬も同じ思いをしているのです!

そしてその痒さから、色々なものを噛むことが挙げられます。噛むものは、飼い主さんの手や足、タオルや柱、家具などが多く、ボロボロになってしまうこともあります。

この場合、生理現象に近いものなので、怒っては子犬が可哀想です。なので、噛んでもいいおもちゃを与えることで、噛み癖を落ち着かせることができます。

ついでにデンタルケアも子犬のときからの習慣にするために、おもちゃもデンタルケアができるロープを編んでいるものなどを与えると噛みごたえがあり、おすすめです。

抵抗の意思を示している

子犬のお腹を触ろうとした時に、噛まれることはありませんか?犬にとってお腹は皮膚が薄いので、急所であり、とても大切な場所です。その大切な部分を触られそうになった時や、触られた時に子犬が噛むことが多々あります。

これは、抵抗の意思と防衛反応なのです。子犬との信頼関係が成り立つようになってくると、お腹を触ってもジッと気持ちよさそうにしますので、まずはたくさんのコミュニケーションをとって信頼関係を厚くしていくことが大切です。

飼い主さんの手がおもちゃになっている

飼い主さんの手のみを噛む子犬もいます。この場合の子犬に多いのは、飼い主さんの手がおもちゃになっているということです。子犬の前で手を動かし、遊んでいませんか?もし、そうしていたならすぐにやめましょう。

人の手は噛んではいけないということをしっかり認識させるために、噛んでいいおもちゃを準備してあげてください。手を噛まれた時は、痛いですがジッと我慢し、低い声で注意してくださいね。

足が動くおもちゃになっている

飼い主さんが歩くたびに子犬が噛みついてきて痛い!という声も多々聞きます。どうして噛むのかという理由は、足が動くからです。足が動くことで、犬の狩猟本能が刺激されてついつい飛びついて噛んでしまうのです。

遊びがヒートアップして噛む

飼い主さんと遊んでいる時に、結構な力で噛むという行動をする子犬もいます。これは、飼い主さんと遊ぶことが楽しすぎて、ヒートアップしてしまい、思わず噛んでしまうということが原因です。

ヒートアップしている状態の犬は、興奮状態にありますので、力の加減ができなくなっています。これは、子犬なら尚更のことなのです。ヒートアップしてきたら、遊びを一時中止し、クールダウンさせることが大切です。

ストレスから噛むことも

犬はストレスから噛むこともあります。ストレスとは一体何だろう?どんなことだろう?と思いますよね。子犬のストレスの原因は以下のことが挙げられます。

  • 散歩に行けないなどの運動不足
  • 飼い主さんとのスキンシップが少ない
  • 強く叱られて恐怖を感じた
  • 食べ物を取られそうで不安
  • 大きな音でビックリした
  • サークルから出してもらえない
  • トイレが汚い
  • 家に来てまもなく不安
  • 犬のかまいすぎ

運動不足や愛情不足などは成犬のストレスにも起こりうる問題ですが、重要なのは一番下の「犬のかまいすぎ」です。

一緒に遊んでいる時間が長時間だったり、撫でる時間が長時間などの場合はストレスに感じてしまっていることもあります。

飼い主さんの中には眠っている姿が可愛くて、つい撫でてしまう飼い主さんもいますがこれは絶対にやめましょう。

子犬は人間が思うほど体力が多くないので、遊びなどは程々にしてあげてくださいね!ストレスから苛立ち、飼い主さんを噛むことだってありますし、ストレスから病気になってしまうこともあるのです。

ストレスからの行動や症状は以下のことが挙げられます。

  • 飼い主さんに対して唸ったり噛む
  • 体の一部を舐め続けたり噛む
  • 尻尾を追いかける
  • 震える
  • 吠え続ける
  • ごはんを食べなくなる
  • お腹を壊す
  • 嘔吐

子犬はナイーブな生き物なので、遊ぶ時間は1回につき、約20分程度で朝と夕方の2回程に抑えましょう。ストレスはとても怖いことで、ひどい場合は衰弱して死亡してしまうこともあるので、注意してくださいね!

続いて子犬の噛む癖をやめさせるために、やっておきたいしつけの方法について解説していきますね♪

子犬の噛む癖を治すしつけ方法

噛んで良いおもちゃを準備しよう!

これは先述もしましたが、噛んで良いおもちゃを準備してあげることで、飼い主さんを含む人間を噛まなくさせる方法です。

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この時、タオルなどは歯に引っかかってしまうことがあるので、ゴム製のものやロープ状のものを準備しましょう。

ぬいぐるみもOKと言えばそうなのですが、我が家の愛犬が子犬の時にぬいぐるみを与えたら、噛んですぐに綿を引きずりだして見るも無残な姿になってしまいました…。

綿などの誤飲はとても怖いことなので、すぐに片付けました。このようなことからもゴム製やロープ状のものがおすすめです!

噛まれてもグッとこらえて!

子犬に噛まれると痛いので咄嗟に手が出てしまいそうになる飼い主さんもいるでしょう。でも、グッとこらえてください!ここで叩いてしまうと、子犬との信頼関係が崩れてしまい、今後の生活に影響が及びます。

さらに、噛まれた時に「大きな声を出さない!高い声を出さない!騒がない!」ことが重要です!

痛さのあまり、叫んでしまいたい気持ちもわかりますが、叫んでしまうと犬は、楽しんでくれてる!と勘違いをしてさらに興奮し噛みます。また、犬は元々、狩猟をして生きてきた動物です。

高い声は、仕留めた獲物の最後の断末魔としても認識してしまい、狩猟本能を刺激してしまいます。なので痛くてもグッとこらえて、冷静に低い声で「痛い」「やめて」「NO」と教えましょう。

ここで豆知識ですが、犬用のおもちゃで噛むとピーピー音がするおもちゃがありますよね。あれは実は、小動物を絞め殺した時の断末魔からの由来で作られているのです!

犬が一生懸命噛んでピーピー言わせる理由は、狩猟本能が刺激されているからなのですね。我が家にもこのタイプのウサギのおもちゃがありますが、この豆知識を知ってからというもの、愛犬がおもちゃを噛んでいる姿を見るたびに、シュールに見えます(笑)

家具を噛む時は模様替えをしてみよう!

子犬の中には家具を噛んでしまう犬もいますよね。特に家具の角の部分が、ものの見事にボロボロになってしまいます。そんな時は模様替えをしてしまい、噛む場所を他の家具で隠してしまいましょう!

それでも噛む場合は、噛み癖防止のスプレーを使うことも検討してみてくださいね!

噛んではいけないものは隠す!

スリッパを噛むことが大好きな子犬もいますよね。この場合は、スリッパを使用しない時は隠してしまいましょう!家の中は案外と子犬が口にすると危険なものが多いので、子犬の背の届かない場所に片付けることも大切です。

マズルコントロールをしてみる

犬にとっての口元はナイーブな場所ですが、この部分(マズル)を軽く握ってしつけを行う方法をマズルコントロールと言います。

正しい事をした時は、ものすごく褒めてあげて、悪いことをした時はマズルを軽く握り「ダメ」と声かけをしてしつけをしてみましょう。

マズルは、強く握ってはいけませんよ!痛さや恐怖に繋がり、犬が近寄って来てくれなくなってしまいます。なので、あくまでソフトに握りましょうね!

子犬が飼い主の足を噛んでくる時の対処法を、子犬が足を噛むのはなぜ?噛み癖を治すためのしつけ方の記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。

子犬 足 噛む
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まとめ

子犬の噛み癖について原因と対策、しつけの方法をご紹介しました。子犬の頃から人を噛んではいけない事を覚えさせるのは、人間と生活をしていくにあたってとても重要なことです。

どうしても一人ではしつけができないという方は、パピー専用のしつけ教室に通うというのも方法の1つです。犬の生涯を通して、人間とより良く生活する基礎をしっかり教えてあげてくださいね。

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