猫の不満爆発!?猫をケージで飼う時に注意したい広さや正しい飼い方

猫 ケージ

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猫を飼う場合には、室内で放し飼いがいいのか、それとも猫用のケージを用意してあげたほうがいいのか悩むことはありますよね。

最近では、留守にする時などは何があるかは分からないので、ケージにいれておこうと思う飼い主さんが増えてきているようです。

そこで、猫のケージを選ぶ時の注意点や、ケージで飼う際の正しい方法などをまとめてみましたので、猫をケージ飼いしようと考えている飼い主さんは、是非参考にしてみてください。

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猫をケージで飼う時の正しいケージの選び方

長く使える物を選ぼう

子猫を迎え入れる時にケージを購入する飼い主さんは多いと思いますが、子猫の大きさに合わせて最初は小さめの物を選び、成長と共に大きな物に買い替えるという考え方もあります。

ただ、猫は環境の変化に大変弱い生き物といわれています。ソファーや棚の位置が変わるだけでも不安を感じてしまうので、愛用してきた自分のケージが変わってしまうことには不安を感じてしまう可能性が大変高いです。

可能であれば、最初から買い替えることなく長く使えるケージを選んであげてください。

置き場所を決める

ケージを購入する時には、まずは室内のどこにケージを置くのかを決めてください。ケージの出入り口はどの向きにするのかなども含め、広さだけでなく高さも確認しておくようにしてください。

大きさを決める

ケージを置く場所を決めたら、実際に購入するケージの大きさを決めるのですが、置き場所の寸法を測る時には最大寸法を測るようにしてください。

実際にその大きさを買うということではなく、置ける大きさの最大寸法を測っておくと、購入する際に大きさを決めやすくなります。

ここで忘れてはいけないのは、猫のケージを購入する時には高さが重要になってくる点です。猫は上下の運動を好みますので、猫のケージを選ぶ時には面積よりも高さが重要となってきます。

犬用のケージとは違い、猫用のケージの中はキャットタワーのように階層に分かれているものがほとんどです。

一番下にはトイレを置き、上の段には猫用のベッド、そのうえで上下に運動ができるスペースを確保するのであれば三段はあるのが理想といえるでしょう。

面積はトイレの大きさを基準に

ケージを置くスペースがあまり広く取れない場合に、最低限どの程度の大きさにするべきか悩むことがあると思います。

そのような時には、トイレの大きさを基準にしてみてください。成猫になっても充分使える大きさのトイレを置いて、まだ少しスペースがある程度の面積は必要です。

トイレを置いたら歩くスペースはないような広さでは、猫も快適に過ごせなくなってしまいますので、その点はよく確認してから購入するようにしましょう。

成猫になった時の体重を考慮する

猫のケージの中に作られている棚板は、体重制限が必ずあります。せっかく大きめのケージを購入したのに棚板の耐荷重が思ったよりも少なかったりすることもあるのです。

成猫の平均体重は猫の種類によって様々で、大きな猫になると7~8キロになるものもいます。成長した時の体重を考慮するようにしてください。

猫の上下運動は、1匹でも時には驚く程激しいことがあります。棚板の取り付けが丈夫かどうかも実際に触って確認するようにしましょう。

猫をケージで飼う場合の正しい飼い方

ケージに入るのを習慣化する

ケージの中には猫が気に入りそうなベッドやおもちゃを入れてあげて、過ごしやすく安心できる場所だということを猫に教えてあげてください。

ケージに入れる時には、飼い主さんが無理矢理に押し込むのではなく、自然と自分から入るように仕向けるのがポイントです。ベッドやおもちゃは、その手助けになります。

ケージを置く場所も、できれば猫が外を眺められるようなところで、直射日光が当たり過ぎない場所がおすすめです。

そうすれば、居心地のいいベッドやお気に入りのおもちゃがあり、なおかつゆっくりしながら外を眺めることができるのであれば、猫は自然とケージの中に入っていくようになります。

ケージに入るのを習慣化するには、生活のリズムに合わせて決まった時間にケージに入ることを促すようにしていけば、徐々に自分からケージに入っていくようになるでしょう。

ケージに入れっぱなしは絶対にNG

いくら広めのケージを用意したからといって、猫をケージに入れっぱなしにするのは絶対にやめてください。

飼い主さんが在宅している時などはケージから出して、自由にさせてあげるようにしましょう。入れっぱなしにしてしまっては、猫もストレスがたまり精神的に不安定になってしまうこともあります。

ケージに入れると嫌がって暴れてしまうような場合には、いきなり長時間入れるのではなく、最初は少しの時間から慣らしていき、段々と時間を増やしていくようにしましょう。

ケージ内の温度に注意

ケージを置く環境にも注意してください。猫は外を眺めるのが好きなので、ケージは窓側に置くのがベストではありますが、夏場は日当たりが良すぎてしまうと暑さにやられてしまいます。

逆に、熱中症予防にとエアコンを付けたままにしておくのはいいのですが、エアコンの吹き出し口から出る風の向きなどにも注意をしておかないと、今度は冷えすぎてしまうこともあるかもしれません。

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冬場は夜間の冷え込みがひどい時などは、ケージに毛布をかけてあげるなどの対策をしてあげるようにしてください。

その他には、食事の際にはケージの外に出す場合が多いと思いますので、飲み水を取り換えるのをうっかり忘れてしまいがちになります。水は1日に数回取り換えるようにして、常に新鮮なものを与えるようにしましょう。

ケージ内での事故に注意する

ケージの柵と柵の間に足を挟んだり、爪を引っかけたりして猫が怪我をする場合があります。ケージに入れる時に、うっかりドアに足を挟んでしまうなど、ケージに関わる事故も多数起きることがあります。

余計な事故や怪我などが起きないように、ケージの中などをあらかじめ確認しておくようにしてください。

ケージで飼うメリット

一見ケージで猫を飼うことは可哀想な気もしますが、これにはいくつかのメリットがあります。

留守中の安全確保ができる

猫は好奇心旺盛なところがある生き物です。高い場所にも軽々とジャンプして飛び乗ることができますので、飼い主さんの留守中にどんないたずらをするかも分かりません。

危険を伴うようなことも起こる可能性がありますので、飼い主さんの留守中はケージの中で過ごすような習慣を付けるほうが安全だといえます。

緊急時にも対応できる

いつ何時、どんな災害が襲ってくるかも分かりません。万が一の時に備え、ケージの中で生活することに慣れさせておくと、緊急時にも猫がパニックにならずに過ごすことができます。

預ける必要のある時も安心

どうしても猫を預けなくてはならないことも時にはあるでしょう。ペットホテルなどに預ける時にはケージに入る必要があります。

ケージで過ごすことをしたことがないと、閉じ込められただけでパニックになったり、大騒ぎをしたりしてしまうこともあります。

普段と違う環境下では猫は不安になることは当然ありますが、ケージに慣れていれば気持ちが落ち着くのもずっと早いといわれています。

その逆に猫をケージに入れずに生活させているお家もあります。その場合に、猫と一緒に寝たりしていませんか?実は猫と一緒に寝るのはお互いにとってあまり良くありません。

その理由や猫との距離の保ち方などを、『猫と一緒に寝るのはよくない!猫と付かず離れずの生活が良い理由』の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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まとめ

猫をケージで飼う際の、ケージの選び方や注意点を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

猫をケージに閉じ込めて飼うなんて可哀想だという声もありますが、これは決して閉じ込める為にケージを用意するのではなく、猫の安全のためや生活習慣をつけるための物と思って欲しいです。

猫のケージを購入する時には、高さを含めた寸法をよく確認したうえで、実際に棚板の具合などを触ってよく確認してから購入するようにしてください。

また、掃除の面なども考えると、ケージの下にキャスターが付いている物がおすすめです。可愛い猫の為に、適切なケージを選んであげてください。

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