絶対NG!猫の前でタバコは吸ってはいけないこれだけの理由

猫 タバコ

ここ数年、猫は完全室内で飼育する方が増えてきました。これは外に出すことによって、事故や迷子、感染症の危険などがあり、それをできる限り回避したい飼い主さんの思いの表れだと思います。

室内でゆったりと生活することで、猫の生活環境はとてもよくなりましたが、室内にもそれなりの危険はあります。そのなかの一つがタバコ。

今回は猫に与えるタバコの影響について紹介していきますので、喫煙者の方や、喫煙者と同じ生活をしている方はぜひ最後まで読んでみてください。

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猫の前でタバコがNGな理由

猫が受ける受動喫煙の影響

世間では受動喫煙についての話題が多く取り上げられるようになりました。受動喫煙が与える影響なども様々なデータが公表されています。

猫を飼っている飼い主さんのなかにも愛煙家の方はたくさんいると思うのですが、喫煙をしている時に同じ部屋に猫が居た場合、猫が受ける受動喫煙による影響は人が受けるよりも5~6倍も多いそうです。

これはタバコに含まれる有害物質が、空気中を漂った後にカーテンや壁、フローリングや絨毯に付着してしまうからだと言われています。

タバコを吸う時に、空気清浄機や換気扇を回していれば付着する有害物質の量は少し減るかもしれませんが、完全に除去できる訳ではありません。

どんなに気を付けていても、喫煙者の部屋の壁は気が付かないうちに黄ばんでしまっていますよね。あれは有害物質が付着したことによって色が付いてしまっているのです。

常に床に近い場所に居る猫は、この有害物質の影響をもろに受けてしまいます。身体も人に比べると小さいので、受ける影響が5~6倍にもなってしまうのでしょう。

犬よりも猫が影響を受けやすい

猫は犬よりも受動喫煙の影響を受けやすいと言われています。それは身体が小さいことにも関係していますが、それよりも猫の習性に大きく関わりがあるのです。

猫は大変綺麗好きですので、自分の身体に少しでも汚れが付くと舐めて綺麗にするグルーミング行動を行います。

猫はこのグルーミングをすることにより、身体に付着したタバコの有害物質を全て身体のなかに取りこんでしまうのです。その為、猫と同じ位の大きさの犬と比較しても、猫が受ける影響のほうが大きくなってしまうと言われています。

病気の可能性

猫は受動喫煙の影響を受けやすいと紹介しましたが、実際それによってどのような弊害が出てくるのかを説明していきます。

まず、喫煙者の居る家庭で育った猫とそうでない猫を比べた場合、喫煙者の居る家庭の猫の方がリンパ腫にかかる可能性が約2.4倍高いそうです。

猫が受動喫煙の影響を受けはじめてから5年以上が経過するとその確率は3.2倍にあがり、喫煙者が2人以上いる家庭では、4.1倍にまで跳ね上がります。

このリンパ腫とは、身体のあちこちにあるリンパ球がガン化してしまったことをいい、悪性リンパ腫またはガンとも言われているものです。

その他に受動喫煙の影響で、心臓疾患・呼吸器疾患・皮膚炎・アレルギー・目の充血・喘息などを引き起こす可能性も出てきてしまいます。

タバコの煙を直に吸ってしまった場合には、目や鼻の粘膜が直接ダメージを受けて炎症を起こしてしまうかもしれません。

また、飼い主さんが喫煙をしてその煙を浴びることにより、免疫力を高めてくれる大切な栄養素であるビタミンが破壊されてしまい、老化を早めてしまうこともあります。

嗅覚の鋭い猫は、タバコの匂いによって体調を崩してしまうこともあるのです。人間でもタバコの匂いを嗅ぐことで食欲をなくしてしまうこともありますので、猫も同じように食欲がなくなってしまう子もいて、その結果体調を崩してしまいかねません。

タバコの誤飲事故

猫が誤ってタバコを食べてしまった場合、ニコチン中毒を引き起こしてしまいます。ニコチン中毒になってしまうニコチン摂取量は約1~2㎎/㎏で、8㎎/㎏を摂取してしまうと致死量となって命に危険が生じてしまいます。

タバコに含まれるニコチン量によっても違うのですが、目安としてはタバコを2~3本程度食べてしまうとニコチン中毒の危険が考えられると思ってください。

猫の体重によっても多少変わってきますので、更に詳細を説明しますと猫の体重1㎏に対してタバコ0.5本と覚えておくようにしましょう。ちなみに吸い終わった後の吸い殻で考えると、灰の部分に含まれるニコチン含有量は吸う前のタバコと比べると25%にまで減ると言われています。

更に注意しなくてはいけないのが、水に溶けたニコチンです。灰皿などに水が入っていた場合、そこに吸い殻を入れていると水の中にはニコチンがどんどん溶け込んでいっています。

この水を誤って飲んでしまった場合、タバコを食べるよりも吸収が大変早くとても危険です。ニコチン中毒の症状は、よだれをダラダラと垂らす・下痢・嘔吐・興奮・痙攣などがあります。

猫は異物を飲み込むと自分で吐き出そうとする性質がありますので、自分で吐き出してくれることも多いです。もしも嘔吐した場合には、吐いた物を確認するようにしてください。

タバコを誤って食べてしまった場合、大抵の場合4時間程度経って何も症状が出なければ、ほぼ大丈夫だと言われています。更に16時間程度経ってもやはり何も起こらなければニコチン中毒の心配はほぼないでしょう。

ただし、食べてしまった物をなかなか吐き出さないのであれば、一度獣医師に相談して診てもらうほうが安心です。動物病院に行く時には、猫がどの程度タバコを食べてしまったのかを確認し、その銘柄を参考までに持参するようにしてください。

タバコを吸う時は猫の居住部屋以外で吸いましょう!

猫の健康のためにも、飼い主さん自身の健康のためにもできれば禁煙をおすすめしますが、そう簡単にいかないこともあるのかもしれません。どうしてもタバコを吸う場合には、猫との生活環境外で吸うようにしてください。

例えば、喫煙は外で行う習慣を付けるなど、猫に影響がない喫煙場所を一度考えてみてはいかがでしょうか。そして喫煙した後には、手を洗う習慣も同時に付けるようにすることで、手の付いた有害物質を猫が舐めるようなことがなくなります。

人間と同じで、タバコの煙が原因で喘息になる場合もあります。猫の喘息については、猫が喘息になる原因や日頃から気をつけたい生活習慣の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

タバコが猫に与える影響について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。愛煙家である飼い主さんには、少し厳しい内容だったかもしれません。

タバコから発せられる有害物質は比重が重いので、どうしても下降し床などに溜まっていってしまいます。室内で喫煙をするということは、猫に対して有害物質を浴びせかけているのと同じような状況になってしまっているのです。

ただ、喫煙を外でするのにも、各地域によって様々ルールがあると思いますし、マンションなどではご近所トラブルなどに発展してしまうこともありますので、迂闊にベランダで吸う訳にもいかないこともあるでしょう。

不自由なことになるかもしれませんが、猫の健康を維持してあげるのは飼い主さんにしかできないことですので、猫と一緒に生活している場所では、禁煙を心がけてあげて欲しいです。

また、タバコや灰皿などは猫がイタズラできるような場所には絶対に置かないようにしましょう。

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