距離も縮まる!?飼い猫を抱っこ好きにさせるテクニックを紹介!

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猫を飼うからには、毎日思い切り抱っこをしたいと思っている飼い主さんは多いですよね。でも残念なことに、抱っこがあまり好きではない猫は多いです。

でも、ちょっとしたコツで猫を抱っこ好きにさせる方法があるのをご存知ですか?

今回は、猫を抱っこ好きにさせる方法を紹介するのと同時に、猫が嫌がることも紹介していきますので、猫を抱っこ好きにさせたい飼い主さんは是非参考にしてくださいね。

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飼い猫を抱っこ好きにさせる方法

自由にさせる

一度抱っこをするとつい、いつまでもそのままでいたくなりますが、猫が降りたそうな様子を少しでも見せた時には、すぐに放して自由にさせてあげるのがとても大切なことです。

猫は自由を奪われる束縛を嫌いますので、抱っこをされてもいつでも自由に降りることができるということを教えてあげれば、気軽な気持ちで抱っこに応じてくれるようになるでしょう。

抱っこの楽しさを教える

猫は常に自分の縄張りを見回って異常がないかをチェックする習性があります。そこを上手に利用して、抱っこをしたまま室内を回ってあげましょう。

抱っこの体勢で室内を回ると、いつもより高い目線で室内を見渡せることができます。高い場所から物を見渡すのが好きな猫にとっては、これはきっと楽しい出来事になるはずです。

これを何度か繰り返していると、抱っこをされると楽しいことがあると猫も覚えてくれるでしょう。

子猫のうちから抱っこに慣らす

抱っこ好きな猫にするには、やはり子猫のうちから抱っこに慣れさせておくことが大切です。

子猫は生後3週間を過ぎた辺りから社会期に入り、飼い主さんである人や自分が生活していく環境に慣れ、様々なものとの関わり方を学んでいきます。

この時に抱っこをする習慣を付けておくのが抱っこ好きな猫にする近道になるでしょう。ただし、抱っこ好きにするには、上手な抱っこの方法を覚える必要もあります。

上手に抱っこをする方法

子猫を抱っこする時には、優しく接することを心掛けましょう。もしも、人の手に慣れていないような段階でしたら、身体のどこを触っても怖がらないような状態にまで人が触ることに慣れさせておきます。

子猫は突然予期せぬ動きをすることがありますので、抱っこをしている最中に万が一落としてしまっても平気なように、抱っこをする時には必ず座った体勢で行うようにしてください。

子猫がリラックスした状態の時に、脇の下とお尻の辺りを支えながら両手で優しく抱っこをします。お腹を強く押したり、脇を強く握ったりすることはせず、自由に動き回れない程度の力加減で、痛い思いをさせないように抱っこしましょう。

小さいお子さんのいるご家庭では、お子さんも抱っこをしたがると思いますが、お子さんは力加減がなかなか上手にできないことが多いです。

抱っこをさせる場合には、必ず大人が手を添えながら一緒に行うようにしましょう。ここで万が一嫌な思いをさせてしまうと、抱っこ嫌いになってしまう可能性がありますので注意してください。

成猫を抱っこ好きにさせるには

成猫になるまでに、人とのスキンシップや抱っこをされることをあまりしてこなかった猫は、抱っこ好きにさせるには少し時間がかかりますが不可能なことはありません。

まずはいきなり抱っこをするのではなく、膝の上でくつろがせたり身体を擦り寄せてきた時に猫の弱点であるお腹を触ったりするスキンシップから始めましょう。

スキンシップを取ることを嫌がらなくなってきたら、猫の脇の下に手を入れて少しだけ持ち上げてみます。この時お尻の辺りに手を添えるのを忘れないでください。

抱っこの仕方は子猫とほぼ同じですが、成猫の場合には両手の中にはおさまりませんので、持ち上げた後は両手で優しく包み込むように抱っこをしてあげましょう。抱っこをしている間は、猫が安心するように声をかけながら撫でてあげてください。

飼い猫を抱っこ好きにさせたいならしてはいけない事

嫌がったらすぐに放す

抱っこをしている最中に、猫が嫌がったり降りたそうな仕草をしたりした時には、すぐに降ろしてあげましょう。

いつまでもしつこく抱っこをしていると、猫は無理強いをされたと思い抱っこに対して嫌な印象を持つようになってしまいます。

猫が尻尾を左右に激しく振り出したり、足を伸ばして突っ張るような姿勢を取り出したりした時には、嫌がっている合図ですので速やかに放してあげてください。

タイミングを間違えない

猫が自分の縄張りである室内をウロウロしながら巡回している時や、何かを集中して見ている時などは抱っこのタイミングではありません。飼い主さんの側で、ゆったりとしているような時を見計らって行うようにしましょう。

匂いに気を付ける

猫は嗅覚が大変優れていますので、きつい匂いを嫌がる傾向があります。特に柑橘系の香水の匂いや、タバコの匂いなどは嫌がる猫が多いです。

猫が嫌がるような匂いをさせて抱っこをしては、猫はすぐに離れていってしまいます。喫煙の習慣がある飼い主さんは、猫を触る前には手を洗うなどの対処をするようにしてください。

きつく抱きしめない

猫を抱っこする時には、あまりきつく抱きしめないようにしましょう。猫は完全に動きを抑えられてしまうのを嫌いますので、猫が自由に向きを変えることができる程度の強さで抱っこするようにしてください。

猫がその場から離れたくなった時に、ジタバタと暴れなくても逃れられるくらいの加減が丁度いいでしょう。

抱っこされるのがあまり好きではない猫はすごく多いので、あまり無理をして抱っこすると飼い主さんじたいを避け始めてしまう可能性もあります。

しかし、抱っこされることがなぜ嫌なのかがより理解できれば、抱っこも好きになってくれる方法が見つかる可能性もあります。

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猫が抱っこを嫌がる理由について詳しくは、『猫が抱っこしても嫌がるのはなぜ?抱っこされている時の猫の心理』の記事で解説していますので、抱っこ嫌いな猫の心理を知っておきましょう。

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猫が嫌がることは多い!

大きな音や声

猫は大きな音や声を苦手としている場合が多く、近所で道路工事などをしていると、その大きな音に驚いて常に警戒しているような態度を取ることがあります。

大きな声や低い声も苦手な場合が多く、大きな声で猫を呼んだり、猫の名前を大声で呼びながら近付いてこられたりするのも嫌がられることの一つです。

目を見つめすぎない

猫は視線をずっと合わせることをあまり得意としていません。猫が何かをじっと見つめるという行動は獲物を仕留める時に行う行動なので、目を見つめ過ぎるとあまりいい気持ちにはなりません。

時には目線を合わせることも信頼関係の表れとして必要なことではありますが、見つめ過ぎには注意しましょう。

しつこく構う

猫は自由気ままな性質を持っていますので、自分が甘えたい時には飼い主さんにしつこく甘えてきますが、自分がそんな気分でない時にはしつこく構われるのをとても嫌がります。

特に猫は自分の時間をとても大切にしている動物ですので、それを邪魔されることを好みません。猫との信頼関係が深くなっていけば、飼い主さんに甘えてくる時間も増えていきますので、嫌がることはせずにゆっくりと信頼関係を築いていくようにしてください。

勝手な動物だと言ってしまえばそれまでなのですが、それも猫の魅力一つとして受け入れてあげましょう。

睡眠を邪魔される

猫が気持ち良く寝ている時に、わざわざ抱っこをして自分の元に連れてくるようなことはやめましょう。

猫が寝ている姿は可愛らしくて、抱っこをしたくなる気持ちも分かりますが、飼い主さんの側で寝たい時には自分から近寄ってきますので、そうではなく自分だけでゆっくりと寝ている時には邪魔をしないようにしましょう。

猫を飼う時にケージで飼う飼い主さんも多いですが、猫は自由を好む生き物なのでずっとケージの中だと不満が爆発してしまうかもしれません。

ケージで飼う時に注意したいことを、『猫の不満爆発!?猫をケージで飼う時に注意したい広さや正しい飼い方』の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

猫を抱っこ好きにする方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

抱っこ好きな猫にするには、子猫のうちから抱っこされることに慣らしておくのが一番ですが、成猫でも時間をかけてゆっくりと根気よく抱っこに慣らす方法を続けていけば、抱っこ好きとはいかないまでもすんなり抱っこさせてくれるようにはなるはずです。

猫が嫌がることもいくつか紹介していますので、それを行わないように心掛けながら猫との信頼関係を築いていけば、自然と抱っこもさせてくれるようになるかもしれません。

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