猫がブラッシングを嫌がる時の対処法!ブラッシングが好きな猫にさせる方法

猫 ブラッシング 嫌がる


 

可愛い愛猫を撫でたら毛が「ブワ~ッ」と舞い上がる、可愛くて抱っこしたら「洋服が毛だらけ!」「顔にも毛が付いてかゆい!」愛猫家の皆様の悩みですよね。

年に二回訪れる換毛期と呼ばれる毛が抜け替わるこの時期はだいたい春と秋ですが、冬は暖房、夏は冷房の生活を送っている猫は年中抜け替わっている事が多いです。

今回はこの煩わしい抜け毛をスッキリ取り去るには必須のブラッシングについてです。でも、「うちの猫、嫌いなのよね」とおっしゃる飼い主さん、それは飼い主さんが原因かもしれません。

「飼い主が原因なんて何?」って思われた飼い主さん、必見です。では、ブラッシングを嫌がる猫にどう対処していけば良いかを詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

猫がブラッシングを嫌がる理由

そもそも猫は大人になると自分で毛繕いをして、お手入れを行います。猫にとって人に撫でられる行為は他の猫に毛繕いをしてもらう事と同じく、信頼関係がある相手にしかさせたくない行為なのです。

だからと言って、飼い主を信用していないわけではないので安心してください。嫌がるにはいくつか理由があります。次に具体的にご説明しましょう。

嫌な場所を触られる

猫を撫でている時にお腹やお尻を触ると急に怒って咬んだり、逃げたりする事がありますよね。

これは先ほどご説明したように、猫にとって飼い主に毛繕いをしてもらっていることになるのですが、大人の猫はお尻付近を他の猫に毛繕いしてもらう事はありませんから、嫌がるポイントなのです。

また、お腹は急所なので触られる事を本能的に嫌がるのです。

ブラッシングの向きが間違っている

猫が毛を逆立てる時は、ビックリしたり怒った時ですよね。その状況が落ち着くとすぐに毛繕いをして毛並みを落ち着かせます。毛が逆立つというのは猫にとっては危機的状況なわけです。

こういったことから、ブラッシングを行う時に毛を逆立てると猫は嫌がります。毛並みに沿ってブラシをかけるようにしましょう。

ブラシのかけ方を間違えている

猫は犬と比べても、とても皮膚が柔らかいのです。デリケートな皮膚なのに「ガシガシ」かけてしまったり、「バリバリ」引っ掻いてしまったりすると傷になる事もありますし、当然猫は痛いです。

猫は体が柔らかいので関節が柔軟な分、骨の動きが大きいです。伏せている状態の時は肩甲骨などの骨が出ていますよね。

猫がしている姿勢でどこの骨が出ているか注意しないと、ブラシが骨に当たって猫が痛い思いをする事になるのです。

ブラシの使い方を間違えている

道具にはそれぞれの正しい使い方があります。例えばスリッカーブラシは超短毛や毛のない猫以外は、どんな猫にも使えるブラシです。

このブラシは細かな針金になっていて、毛を分けて持ち上げ毛の根元にブラシを引っかけて毛をときます。

この時、ブラシに毛を引っかけたら皮膚から離しながら行う事が重要です。そのまま皮膚に沿ってかけてしまうと皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。

また、ラバーブラシは毛のない猫以外は使えます。このブラシは抜けかけた無駄毛を取り去る事ができるのですが、強く力を入れると本来は残るはずの毛まで無理に抜いてしまう事になるのです。

こういった使い方のミスで猫に「嫌な思い」や「痛い事」として認識させてしまっている事が、ブラッシングを嫌いにさせているかもしれないのです。

行動を制限される

ブラッシングする時にはどうしても一か所にジッとしていてもらわないとできないものですから、気まぐれな猫にとっては飽きてしまうのです。

ブラッシング好きな猫はブラッシングが気持ちの良い事だとわかっています。ですから、気持ち良いブラッシングを覚えてもらう事で自らジッとしてくれるようになるのです。

では、次に嫌がってしまう猫にはどうしたら良いかをご説明しましょう。

特にブラッシングが必要な猫の換毛期については、『猫の抜け毛が多い時期はいつ?適切な毛玉対策の方法』の記事で詳しく紹介しています。

猫を飼っていると、その抜け毛に悩んでいる飼い主さんも多いと思います。多少の抜け毛は1年中ありますが、そのなかでも特に抜け毛の多い時期があるのをご...

猫がブラッシングを嫌がる時の対処法

猫が気持ちよさそうにブラシをかけてもらう姿をアップしている動画をよく見かけるようになりましたね。

思わず「うらやましい・・・」とお思いになった飼い主さん。ブラッシングを好きになってもらう為に飼い主さんができる事、ありますよ!では、早速ご説明していきましょう。

好きな場所を触りながらブラッシングをする

猫がご機嫌な時に「触って!触って!」とスリスリする時がありますよね。

その時に額や顎の下、背中や尾の付け根などご自身の愛猫が触って喜んでくれる所を探ります。まずはここから始めていきましょう。

撫でてあげる時にそっとブラシを持っておいて撫でながら、交互にブラシを入れてみます。「あれ?」と猫が止まったら、手でまたしばらく撫でてあげます。

これを繰り返していくとブラシに気付いても気にしなくなってくれます。

撫でる事から始めてみる

猫が触られる事が嫌であれば、もちろんブラシもその場所をかけられる事に抵抗があるという事ですよね。

足先など敏感なので嫌がりますね。飼い主さんが日常で可愛がってあげる時に全身を触る事も実は大事なのです。

無理にブラッシングをしない

始めてみたけれど猫の気が変わったりしてその場からいなくなるのを無理に押さえて行うと嫌な印象を与えてしまいます。

嫌な事、としての認識を変える事はとても大変です。「また明日やってみよう」くらいの余裕を持ってやってみましょう。

一気にやらない

せっかく猫にブラッシングし始めたから、全部キッチリやってしまいたくなりますね。でも、猫が喜んで「やって!やって!」と来てくれるまで、そこはちょっと堪えましょう。

嫌だけどなんとかやらせてくれているのなら、「今日は背中だけ」「明日は胸」などという感じで部分でわけて行ってみましょう。

猫の毛玉対策は必ず必要な事なので、飼い主さんは絶対に知っておきましょう。更に詳しく、『愛猫の毛玉対策はできていますか?正しい対策を知っておこう!』の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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正しいブラシの選び方

猫用のブラシをお店に見に行くと本当にたくさんの種類が出ていますので、何から買えば良いか悩んじゃいますよね。

先ほどもお話した通り、猫にあったブラシをチョイスする事がとても重要です。まずはブラシの種類からご説明しましょう。

獣毛ブラシ

これは豚毛で作られたブラシと猪毛で作られたブラシがあります。猫の毛をといた時にブラシの毛から油分が付いて、仕上がりがツヤツヤになります。

ラバーブラシ・ミトンブラシ

これはゴム製のブラシの事です。ゴムの引っかかる性質を利用したブラシですので、抜け毛が良く取れます。

ミトンブラシは手袋のミトン型をしたゴム製のブラシなので、撫でながら行う事ができますね。

スリッカーブラシ

先ほどご説明したように一般的によく使うブラシです。始めて使う方はソフトタイプの小さめが扱いやすいです。

長毛猫は必ず必要なブラシです。絡んだ毛や毛玉の除去にも使えます。短毛猫もシャンプー後に使ったり、慣れてくれば日常でも使えます。

ピンブラシ

ピン先を皮膚に当てて手首を返しながらブラッシングします。血行が良くなり美しい被毛を保つことができます。

コーム

粗い目と細かい目の両方があるコームがおすすめです。皮膚に突き立てず、皮膚に沿わせるように使います。また短毛猫の仕上げと毛抜きとしても使えます。

ファーミネーター

猫の毛が生え変わる時期に抜けているのは柔らかい「アンダーコート」と呼ばれるフワフワした毛なのですが、これを絡めとってくれる優れものとして人気です。

猫の毛の種類にあわせてお使いになると良いでしょう。

短毛猫用

  • 獣毛ブラシ(日常用)
  • ラバーブラシまたはミトンブラシ(抜け毛取り用)
  • スリッカーブラシ(日常用)
  • コーム(仕上げ・毛抜き用)
  • ファーミネーター・短毛用(毛抜き用)

短毛猫は毛が抜け落ちるので抜け毛のキャッチに向いているブラシが良いです。

ただし、ラバーブラシやファーミネーターはやり過ぎてハゲを作ってしまう事があるので頻繁に行うのではなく、抜け毛が気になったら行いましょう。

また、嫌がる猫は獣毛ブラシやラバーブラシから始められる事をおすすめします。

長毛猫用

  • 獣毛ブラシ(硬い猪毛タイプ)
  • コーム(仕上げ)
  • スリッカーブラシ(日常・もつれ毛と毛玉取り用)
  • ピンブラシ(日常用)
  • ファーミネーター・長毛用(毛抜き用)

長毛猫は毛がもつれやすいので、中までしっかり通らないといけません。表面だけをブラッシングしていて毛をめくってみたら毛玉になっていた、などという事にならないようにしましょう。

また、ファーミネーターは短毛用と同じようにやり過ぎに注意です。換毛期でも週一回程度にしましょう。

長毛猫の注意点

コームを仕上げにかける事で毛玉チェックができます。ただし、猫に皮膚はとても柔らかいので、コームで無理に毛玉を引っ張っると皮膚が裂けてしまいます。コームで毛玉を取る事はしないようにしましょう。

長毛猫は毛が絡んですぐ毛玉になってしまいます。この毛玉を放置するとマット状になって、さらに放置すると肩甲骨の動きで毛がむしれてしまい、背中に羽が生えたように毛玉が浮き上がってくるのです。

見た目にかわいそうなのはもちろんですが、猫自身も相当つらい事でしょう。こうならない為にも子猫の時からブラッシングに慣れさせておくことは重要なのです。

まとめ

ブラッシングを嫌がる理由として猫の皮膚はとてもデリケートですから、飼い主のちょっとしたやり方のミスで痛かったりした事があったのかもしれません。

でも、ブラシの種類を見直してやり方を変えながら、ちょっとずつ教え直していきましょう。

のんびり気ままに生きている猫に習って、飼い主も焦らず慣れていってもらうように大らかにゆったりとした気持ちで行いましょうね。

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