猫のあくびは眠い時だけではない!見落としがちな猫のサイン

猫 あくび

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猫のあくびを見たときに、皆さんはどういう気持ちでしているか考えたことはありますか?眠たいんだな~、可愛いな~、と思っている方。それは間違っているかもしれません!

実は、猫のあくびは「眠たい」からのみで行う仕草ではないのです!猫のように、人間と同じようには喋れない動物は、色々な仕草で私たちにサインを送っています。

小さなサインに気付いてあげられると、より一層猫との暮らしが楽しくなりますよ。それでは「あくび」で猫が何を伝えているわかりやすくお話していきますね♪

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猫があくびをする理由は眠い時だけではない!

不満「もう、眠いんだから触らないで!」のサイン

くつろいでいる猫を見たときに癒されますよね。ついつい側に寄ってみたり、ついつい撫でてしまったり、ちょっかいを出してしまった時、猫があくびをすることがあります。

そんな時の猫の気持ちは「もう眠いのに…触らないで欲しいニャン!怒」と不満を伝えているサインなのです!

今日も1日頑張るぞ!目覚めのサイン

猫がお目覚めの時、伸びをしながらあくびをしているのを見たことがありませんか?この場合のあくびは「さぁ、これから活動するぞ!」の意気込みと共に、必要な酸素をめいいっぱい取り込んでいる仕草です。

寝ている間はどうしても酸素不足になりがちです。人間も起き抜けに深呼吸をすると、目覚めが良くなりますよね。猫も同じで、頭と体を動かすために「あくび=深呼吸」をしているのです。

欲求不満「なんで相手にしてくれないのかニャー。」

猫がスリスリと寄ってきたときにタイミングが合わず、相手にしてあげられない時もあくびをします。この場合のあくびは、かまってくれないことによる「欲求不満」のあくびなのです!

特に、ご飯の催促を知らんふりしていると、何度もあくびをしませんか?その時の猫の気持ちは「なんでくれないの?早くちょうだい!」と欲求不満を伝えてきているのです。

恐怖などのストレスを払拭するため

猫を叱った時に、猫があくびをすることがあります。叱った側からすれば「本当に聞いてるの!?反省してるの!?」と思いますが、実はこの行動は反省しすぎるあまりストレスに感じ、動揺しているサインなのです。

また、毛づくろいを始める子もいます。そうすることで、叱られた猫は「自分自身の気持ちを落ち着けよう」と必死なのです。大好きな飼い主さんに叱られると、いてもたってもいられなくなり、人間で言うと「泣きたいけど我慢する」に近いサインです。ですので、あまり長時間の間、叱ったりしないであげてくださいね。

猫はすごくストレスを感じやすい上にストレスに弱い生き物なので、できるかぎりストレスフリーな生活をさせてあげましょう。詳しくは、猫がストレスを感じた時の行動とは?ストレスフリーな生活をさせる為にできることの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

安心感、心地よさのあくび

猫は、撫でられたりリラックスしている時に、大きなあくびをすることがあります。この時のあくびは、気持ちがいいことを伝えるあくびです。ブラッシングやマッサージなどをしている時に、あくびをするときはリラックスしている証拠なのです。

たくさん気持ちよくしてあげたくなってしまいますね!その他にも猫は甘えたい気持ちを飼い主さんに色んな方法で伝えています。詳しくは、猫が甘える時はどんな時?見逃したくない甘えのサインの記事で紹介しています♪

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猫からのサイン「あくび」について、これで少しずつ理解できましたよね。それでは「あくび」に注意しながら、猫と仲良く生活をしていく為のポイントをお伝えします!

猫に触ってはいけないタイミング

猫が寝ている時

スヤスヤと気持ちよさそうに寝る猫はとっても可愛いですね!ですが、この時に触ると猫の機嫌が悪くなってしまいます。人間だって気持ちよく寝ているところを起こされると、嫌ですよね。猫が寝ている時は、出来るだけそっとしといてあげましょう。

鳴き声や耳を動かすだけでお返事するとき

猫は自由で、きままな性格をしています。自分からすり寄ってくる時は甘えたい時ですが、猫がひとりでポツンといるときがありますよね。

名前を呼ぶと、振り返ったり、耳だけを動かすけれど、寄ってこない時はひとりの時間を満喫している時です。この時に、飼い主さんの方から抱っこしに行ったり触ったり、おもちゃで遊ぼうと持ち掛けてしまうと猫は嫌がります。

尻尾が巨大化している時

猫の尻尾がボワッと逆立っている時です。いつもの尻尾の倍ほどの大きさに見えます。この時の猫の状態は、威嚇していたり、何かに驚き恐怖を感じています。

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この時に触ってしまうと、噛まれたり、爪付きの猫パンチが飛んでくるので怪我をしてしまい危険です。そっと落ち着くまで見守りましょう。

目が大きくし、瞳孔が開いている時

この状態の猫は、警戒している時が多いですね。また、獲物を狙っている時にも、このような顔つきになっています。この時に触ってしまうと、びっくりして飛び跳ねてしまったり、猫パンチを繰り出すときがありますので触らないようにしましょう。

ヒゲが顔の前方向に向いている時

この状態の猫は、かなり怒っていることが多い仕草です。怪我をしない為にも触らないことをお勧めします。ちなみに、ヒゲが下向きの時は退屈を表し、ヒゲが斜め上向きの場合は嬉しい、幸せを表します。

悪魔の形相「デビルフェイス」

耳を横にピンと尖らせ、目が座っている状態の猫の顔をデビルフェイスと呼びます。この顔は、猫が不満、不快を感じたときに見せます。まるで悪魔のような形相になるのが特徴です。

触られ方が嫌、においが嫌など様々な理由からデビルフェイスをしますが、この表情になった時は「触らぬ神に祟りなし」です。

尻尾を素早くゆらゆら動かす時

猫が尻尾をゆらゆらと素早く動かせるときは、イライラしていることが多いです。イライラしている時に触ってしまうと、察しの通り痛い目を見ることになってしまいますので、控えましょう。

ちなみに、尻尾をピーンと真っ直ぐ立てている時は、ご機嫌だったり、甘えたい気持ちだったり、おねだりしたい時です。この時は触ると喜んで喉をゴロゴロと鳴らすことが多いですね。

姿勢を低くし、素早く歩いている時

この状態の猫は何かに怯えている時が多いです。「どうしたの?」と抱きかかえてあげたくなりますが、そうしてしまうとすごく嫌がります。また、この状態の時に、じっと目を見つめないであげましょう。

目を見つめることは、獲物を狙う時に動物が行う仕草なので、ますます猫は恐怖を感じてしまいます。視界の端に猫が見える程度で観察し、怯えている原因を突き止め、対処し、落ち着くまで待ってあげましょう。

超危険!フーッと猫が牙をむいている時

この状態の猫は、かなり激怒しています。他の猫と会った時、嫌なことをされた時、また尻尾を知らずに踏んでしまった時などにフーッと言いながら牙を向きます。低くウーッと唸ることもあります。

この状態の時は、絶対に手を出してはいけない時です!危険度MAXなので落ち着くまで必ず待ちましょう!経験談ですが、我が家の猫が他の猫と対峙した時に、実際に筆者はこれで手を6針縫いました。猫の爪は本当に鋭いのです!こうならない為にも絶対に手を出してはいけません!

猫の爪や爪とぎをする場所のしつけ方法は、猫が色んな所で爪とぎをする時にしつけ方法を徹底解説!の記事で詳しく紹介していますので、爪とぎに悩んでいる飼い主さんはぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

猫に限らず、動物は人間のように喋ることが出来ない代わりに、小さなサインを出し伝えてきます。猫と過ごしていくにあたって、このサインを知っているのと知らないままでいるのとでは、全く違いますね。

猫は、昔と比べて平均寿命が10歳前後伸びたり、長生きする子では20歳まで生きたお話もよく耳にするようになりました。アメリカではなんと38歳まで生きた猫もいるようです!家族の一員として、長年連れ添っていく為にも、猫のことを知ることはとても大切なことです。

これからも、よりよく猫と生活するために是非にしてくださいね。

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