猫が鳴く理由とは?飼い主が見逃したくないサイン

猫 鳴く理由

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クールな印象が多い猫ですが、意外とよく鳴きますよね。猫の鳴き方は、可愛らしく鳴いたり、ウニャッ!と叫ぶように鳴いてみたりと様々です。

しかし、時には夜中の間ずっと鳴いていたり、鳴いている理由がわからなかったりする場合があります。

猫が鳴く時の理由はどういった事があるのでしょうか?今回は猫が鳴く時の気持ちや、鳴くのを減らす為の方法について、詳しくお話していきますね♪

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猫が鳴く理由はたくさんある!

空腹を伝えるため

ごはんの時間が近づき、お腹が空いている時に、猫はおねだりをするために鳴きます。そんな時は大抵、食器の前で待っていたりします。これは、猫の体内時計が正確に動いている証拠ですね!

もし、ごはんの時間以外におねだりをして鳴く場合は、本当にお腹が空いているのか、ごはんの量は適切なのか、しっかり見極めてください。

この場合、ごはんよりもおやつが欲しいために鳴くことがあり、飼い主さんが甘やかして与え続けてしまうと肥満の原因になります。ごはんを欲しがったら、一度に与える量を多くしてあげたり、回数を増やしてあげてくださいね!

トイレが汚れていることを伝えたい

猫はキレイ好きな動物ですね!自分の体を舐めて、毛づくろいを毎日行っている様子を飼い主さんも見たことがあるのではないでしょうか?ですので、猫は自分のテリトリーが汚れていることを嫌います。

その中でも、特にトイレです。汚れたトイレに入って足が汚れたりして嫌そうな時や、用を足す場所が無い時に、猫は鳴いて飼い主さんに知らせます。

ちなみに我が家の猫は、水をひっくり返す荒技も使ってきて大変なことになります…。毎回、使用した砂の分だけ上から入れて使うのではなく、2週間に1度は砂を全て交換し、キレイに水洗いしてあげましょうね!

かまって欲しい欲求

猫が飼い主さんを見つめながら鳴くことがありますよね。これは、かまって欲しい欲求から鳴いているのです。この時に、一緒に遊んであげると猫は嬉しそうに飛びついてきますよね!

また、撫でてあげたりとスキンシップを取ることも、嬉しそうにします。クールな様で、実は甘えたさんの猫を愛しく感じてしまいますね。

猫が喜ぶ遊び方や、触り方を猫好き必見!猫が喜ぶ触り方や遊び方を全て解説!の記事で紹介していますので、ぜひ飼い猫に喜んでもらうために参考にしてみてくださいね。

不快感を表すため

猫が低く唸るような声で鳴く時は、不快感を表している時です。撫で方が嫌、触られたくない、部屋に閉じ込められて出られなくなってしまった、はたまた動物病院に連れてこられた、などの時にこのような鳴き方をします。

部屋に閉じ込められてしまって鳴いている時は、飼い主さんに気付いてもらいたい気持ちから、声量も大きく力強く鳴きます。

撫で方が嫌、触られたくないといった時は、耳が横に倒れていることが多く、いかにも怒ってますよ、と言うオーラを出してきます。それに気づいてあげられないと、咬まれたり、引っ掻かれたりしてしまうので注意が必要です。

猫が怒る時のパターンや、飼い主さんが知っておいたほうが良い気をつけたい事を猫が怒るのはどんな時?飼い主が知っておきたい猫の性格の記事で詳しく紹介しています。

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はがゆい思いをした時

愛猫が窓の外を見ながら「カッカッ」や「カチカチ」と歯ぎしりするような音を出していることがありませんか?これは、窓の外にいる鳥や虫に反応して鳴いているのです。手に届きそうで届かない、はがゆい思いをした時にこの鳴き方をします。

おはようなどのご挨拶

朝などの飼い主さんが起きたタイミングや、帰宅時に猫が短く「ニャッ」と鳴くのを見たことはありませんか?これは「おはよう!」や「おかえり!」を猫なりに伝えようとしている時です。

鳴いた後に、頭や体を擦り付けてきたりした場合は「さみしかったよ」と伝えていることがあります。しっかり撫でてあげたり、話しかけてあげたりして、猫に安心感を与えてあげましょう。

体調が悪いことを伝えたいため

猫は体調が悪い時にも鳴きます。横に寝そべったまま元気がない声で鳴いたり、不安そうに、か細い声で鳴いたりします。

いつもと鳴き方が違うと感じたら、猫の体を調べたり、トイレをチェックしましょう。少しでも違和感があったり、不安に思う時は、かかりつけの動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

発情期にも鳴く

猫の発情期は年に2回訪れます。この時に繁殖の支度が整っている猫は、大きな声で鳴いて異性にアピールします。野良猫が夜中に大きな声で鳴いて眠れなかったという方もいますが、これは発情期特有のものです。鳴き方は、人間の赤ちゃんが泣いているのかと思う程ソックリ。

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この発情期に鳴くことは、ご近所への騒音トラブルにもなりますので、避妊去勢の対策をしましょう。避妊や去勢をした猫は、発情期とは無縁になりますので、猫の健康の為にもしてあげましょう。

猫の去勢手術については、猫の去勢手術はいつがベスト?気になる費用の相場や流れの記事で、避妊手術についてはメス猫が避妊手術をする時の流れと術後に飼い主が気をつけておきたいことの記事で詳しく紹介していますので、猫の為にも目を通しておきましょう。

猫が鳴く理由は意外と多く、ビックリしてしまいますね!それだけ、感情豊かな生き物であることもわかります。

でも、喧嘩の時を除いて、野良猫同士で鳴いてコミュニケーションを取っているのを見たことってあまりないですよね。もしかしたら、これは人間だけに鳴いているのでしょうか?

では、次に猫が鳴く相手は人間だけなのか?疑問にお答えしていきますね。

猫が鳴く相手は人間にだけ!?

猫は実は人間に対してだけ鳴き声を使い分けていることが研究の結果、判明しています。ちょっとびっくりですよね!しかも、その鳴き方の種類は16パターンも使い分けているそうなんです!

猫同士はボディランゲージが主流

猫同士の場合、母猫と子猫の関係で鳴きあったり、威嚇や警戒心から鳴くことはあります。しかし、成猫の主な他の猫との交流方法はボディランゲージなのです。

耳の動きや姿勢、まばたきなどを行うことで、猫同士はお互いの感情や立場を伝えています。よって猫同士の場合、感情を伝えるために鳴くということは無いようなのです!

人間をコントロールしている!?

猫は賢い生き物です。先程お伝えした、16種類もの鳴き声を使い分けている理由は、飼い主さんをコントロールしようとしていると言っても過言ではありません。なぜなら、猫は鳴いて感情を表すと、人間が言うことを聞いてくれると理解しているからなのです。

猫は記憶力がとてもよく、一度成功したことや、嫌な思いをしたことを忘れません。そして、判断力もとても速いのです。よって、「人間に鳴いて要求する→人間が受け入れる→猫は満足する」と言う流れを記憶しており、人間を見ると要求を伝えようと判断し、行っているのです。さすがお猫様…。あっぱれですね!

猫の知能は人間で言う2~3歳と言われていますが、これは本当なのかと疑ってしまうくらい知能が高いです。鳴くことで人間を動かすことを理解した猫は、とにかく鳴きます!

でも、実際問題、猫が鳴く声は大きく、ご近所の目もあるしどうにか静かにさせておきたいですよね。では、次に猫が鳴くのを極力抑えられる対処法をご紹介していきますね。

難しいかも!?猫が鳴くのをできるだけやめさせる方法

鳴いても反応しない!これが唯一の特効薬!

猫が無駄にたくさん鳴く時は、無視してしまうことが効果的だと言われています。

猫が鳴く理由にもよりますが、必要以上に鳴いている時は相手にしないようにしましょう。そして猫に「どれだけ鳴いても、意味がない」ということを理解させることが大切です。

鳴き声がうるさく、飼い主さんの気持ちが折れてかまってしまうと、次はもっとアピールして鳴きます。強く心を持ち、必要であれば耳栓を使いながらでも、猫の鳴き声には反応しないようにしましょう!

ご近所への配慮を忘れずに!

上記の対策をしている間も猫は鳴き続けてしまい、最悪ご近所トラブルに発展してしまうこともあります。ですので、ご近所への配慮のためにも防音対策は、しっかりとしておきましょう!防音対策は以下のことが挙げられます。

  • 防音、遮音カーテンを使用する
  • 壁にプラスチック段ボールを付ける
  • 防音マットを敷く
  • 隙間テープで窓の隙間を埋める
  • 二重窓にする

簡単に設置できるものから、高額なものまで様々ですが、防音対策をしていないのとしているのとではやはり音漏れが違います。飼い主の責任として、しっかりとしておきたいですね!

まとめ

猫は感情が豊かで、知能も高いことが分かりましたね!

飼い主さんが甘やかしすぎると、猫にとっても人間にとってもマイナスになってしまいます。猫の性質を理解した上で、生活していくことが大切ですね。

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