【猫の性格】知っておきたい茶トラの特徴や性格まとめ

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最近はテレビや雑誌などで、茶トラの猫を見掛ける機会が多くありませんか?特に珍しい猫でもないのですが、茶トラの猫の特徴はどんなものなのかは、実はよく知らない人も多いと思います。

そこで、今回は茶トラの猫の特徴や性格を詳しく紹介していきますので、茶トラの猫を飼っている方や、これから飼いたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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茶トラの主な特徴

茶トラの猫とは、薄いオレンジ色の明るい茶色の被毛がトラ柄のようになっている猫のことを言い、テレビコマーシャルなどでも頻繁に見掛けるようにとても人気のある種類です。

茶トラのなかには、身体全体が茶色の子もいますが、口の周りや胴体の内側部分が白い子もいて、この子たちは茶トラ白と呼ばれています。

茶トラはメスが少ない

三毛猫にはオスが産まれないことは有名ですが、茶トラの猫はその逆でメスが産まれることが大変少なく、確立的にいうと8分の1程度。

実は猫の毛色決定する遺伝子は、性別を決める遺伝子とは深く関わりがあるようなのですが、三毛猫のような3色の毛色を出すためにはメスの遺伝子でないと不可能であることが判明しています。ただし、茶トラに関しては明確なことは分かっていません。

警戒心が薄い

猫に限らず動物のオスは、比較的甘えん坊タイプが多く、茶トラの猫もまさにその特徴に当てはまります。

飼い主さんへの甘えっぷりはすさまじく、成猫になり老猫にさしかかる年齢になっても、いつまでも子猫のように飼い主さんに甘えることが多いです。

大きめの体格

成長過程には個体差があるので、あまり明確に断言はできませんが、茶トラの猫は割と大柄な体格になる子が多いと言われています。

食欲旺盛なタイプの子が多いので、単純に太り気味で体格が大きい子もいれば、決して太っているのではないけれど、がっしりとした骨格を持った体格の猫もいます。

茶トラの猫が持つこのしっかりとした骨格も遺伝的な要素が強いので、そこもオスが多いことにも関係しているのかもしれません。

力が強い

茶トラの猫は体格がいいこともあり、猫のなかでも力が強いと言われています。爪とぎをする力が強過ぎて、飼い主さんが用意した爪とぎもすぐにボロボロにしてしまう猫も多くいるのです。

また、興奮して網戸を突き破り、外に出てしまったという話も時々耳にします。

茶トラのオス

現在いる茶トラの猫は、ほぼ9割近くがオスになります。先に紹介したように、甘えん坊タイプの子が多いので、1歳前の適切な時期に去勢手術を行ってしまえば、縄張り行動を行うこともないので穏やかに暮らしていくことができるでしょう。

ただし、元々の体格のよさに加え、去勢手術後はホルモンの関係で少し太りやすくなってしまいますので、体重管理には十分気を付けてあげるようにしてください。

茶トラのメス

茶トラのメスは大変珍しい存在です。メスの場合にも、適切な時期に避妊手術を行うことにより、発情期の威嚇行動や情緒不安定なところが少なくなります。それだけではなく、メス猫特有の病気の予防にもなります。

これも遺伝子の関係なのかは不明ですが、茶トラのメスは病気に罹ることがオスよりは多いことがあります。貴重な毛色の猫ですので、健康管理に気を付けながら、大切に育ててあげてください。

茶トラの性格

温厚で人懐っこい

茶トラの猫は、温厚で人懐っこい性格の子が多いと言われています。猫は単独での行動を好み、マイペースで飼い主さんにも素っ気ないタイプが多いですが、茶トラの猫に関してはあまりこのようなところはありません。

先に紹介したように警戒心も比較的薄いので、飼い主さん以外の人にも割と簡単に撫でさせることをします。

フレンドリーなのはいいことですが、あまり猫らしくない面もあると言ってもいいでしょう。多頭飼いをはじめる時には、先住猫が茶トラだと、新入りの猫をすんなり受け入れてくれることが多いと言われています。

甘えん坊

先に紹介したように、茶トラの猫は性格的に甘えん坊の子が多いです。飼い主さんがソファーなどに座っていると、そばに寄り添ってきてスリスリしてきたり、就寝時には布団に入りたがったりもします。

茶トラに限らず猫のオスは甘えん坊が多いと言われていますので、オス猫の数が多い茶トラは必然的に甘えん坊が多いということになるのかもしれません。

気が弱い

茶トラの猫は、気が弱い性格の子が多いと言われています。多頭飼いをしている飼い主さんには、思い当たる節があるかもしれませんが、玄関のチャイムが鳴ると複数いる猫のなかでも、茶トラの子だけがあっという間に姿を消して隠れてしまいます。

外で大きな音がすると、それに驚いて尻尾を太くしてその場で飛び上がったり、物陰に隠れたりしてしまう子が多いです。

この何かに驚いたり怖がったりした時には、飼い主さんにとって予想外の動きをすることもあります。パニックの時には予想外の力を発揮してしまうこともあり、網戸を突き破って脱走してしまうこともあるかもしれません。

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そのようなことにならないように、日頃から飛び出し防止の対策をしておくようにしましょう。

茶トラを上手に飼う為に

今まで紹介してきた通りに、茶トラの猫は甘えん坊が多いです。その為、飼い主さんがしっかりと構ってあげる時間を取れることが、飼育していくうえで必須のこととなります。

ただし、やたらに甘やかして構えばいいということではなく、生活を管理していくうえでは厳しさも必要な時があります。

食事の管理

どの猫にも言えることではありますが、茶トラの生活管理をしていくうえで最も重要なのが食事の管理と言われています。

食いしん坊な猫が多い茶トラは、飼い主さんに上手に甘えて食事をねだるので、飼い主さんもついつい与え過ぎてしまい、その結果太り気味になってしまう子が大変多いです。

餌の量が常に多いと、肥満になってしまう可能性もあり、肥満が原因となり引き起こす病気にならないとも限りません。健康で長生きしてもらうためにも、年齢や体重に対して適切な量の食事を与えるようにしましょう。

適正量がよく分からない場合には、一度健康チェックもかねて獣医師さんに診てもらい、アドバイスを貰うのもおすすめの方法です。一度アドバイスを貰えば、その後は自宅で体重を管理しながら与える量の調整をすることができます。

ストレス解消

甘えん坊で臆病な気質な猫ほど、季節の変わり目や環境の変化についていくことが上手にできず、ストレスをためてしまうことが多いです。

また、甘えん坊な性格のために、飼い主さんが多忙でちょっと構ってあげる時間が減っただけでも、愛情不足を感じてストレスを溜めてしまいます。

愛情不足からくるストレスは、飼い主さんに依存し過ぎていることが原因になる場合もありますので、自分一人でも上手に時間を過ごすことができるように、キャットタワーを設置したりおもちゃなどを与えてみたりしてください。

猫はとてもストレスを感じやすい生き物なので、ストレスをできるだけ与えないようにしないといけません。猫がどういった事でストレスを感じているか知っていますか?

猫を飼っている方は、『猫がストレスを感じた時の行動とは?ストレスフリーな生活をさせる為にできること』の記事を合わせて参考にしてみてくださいね。

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まとめ

茶トラの猫の特徴や性格について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。茶トラの柄や色を持つ猫たちは、ほとんどの子がオスで、性格は甘えん坊のうえに人懐っこい子が多い。

飼い主さんからしたら、可愛くて仕方がないのではないでしょうか。

ただ、食いしん坊のせいか身体が少し太り気味の傾向になってしまう猫も多いようなので、飼い主さんは可愛がるばかりでなく、食事の管理は厳しくしなければいけません。

ちょっと最近太ってきたかな?と感じたら、おもちゃなどを使って一緒に遊んであげれば、適度な運動にもなりますし、猫は飼い主さんと一緒に遊べて喜んでくれますので一石二鳥です。コミュニケーションも取れるので、更に絆が深まりますね。

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