犬を多頭飼いした時のサークルの選び方!多頭飼いのケージは正しく設置できていますか?

犬 サークル 多頭飼い

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「たくさんの犬に埋もれて過ごしたい」と愛犬家の皆様なら一度や二度は思ったことがあるでしょう。多頭飼いはそれでしか味わえない幸せがありますものね。

犬にもそれぞれに個性があり、性格もそれぞれです。多頭飼いともなると可愛いけれど、その分「犬同士のトラブルや困り事も頭数分」なんてことになってしまう飼い主さんもいらっしゃるようです。

今回はその中の「サークル」に焦点を当ててご紹介していきましょう。

これから多頭飼いしようと思われている飼い主さんも既に多頭飼いされている飼い主さんも、その愛犬の「サークル」は正しく選べているか、今一度確認してみてくださいね。

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犬を多頭飼いする時のサークルの選び方

そもそも「サークル」というのは天井のない、周りを檻で囲われた犬のハウスのことを言います。「ケージ」の場合は上下、左右、を檻で囲まれた形の犬用ハウスのことです。

また、「クレート」や「キャリーバッグ」というのはプラスチック製や布でできている持ち運びするための犬用ハウスです。

今回はこの中の「サークル」ということなのですが、「サークル」は持ち運びはしない用途で、物によっては床のないタイプもありますし、形や素材も様々です。

多頭飼いの場合は「サークルを並べて飼育する」か、繋げられるサークルであれば「ジョイント等で繋げる」か、または「繋がっているサークル」を購入して使うのが一般的です。

そして、犬は犬種によって大きさが様々ですよね。そこが犬の魅力でもありますが、それぞれの犬に必要な「サークル」の「大きさ」や「高さ」も違ってくるのです。

その犬種の特性や年齢によっても選ぶポイントがありますのでご紹介していきましょう。

サークルの素材による特徴

サークルの素材による特徴をまとめてみましたので、以下参考になさってください。

素材 強度 軽さ 洗浄
木製 ×
プラスチック製
スチール製 ×
アルミ製
ステンレス製 ×

サークルの必要な強度

木製やプラスチック製は犬がかじって壊してしまうことがあります。しかし、木製の素材は他の素材よりも見た目に可愛らしく、おしゃれな印象があり人気ですよね。

最近では「枠が木製」で檻の部分がスチール製というものや「枠の部分が固いプラスチック製」で檻の部分がスチール製のものもあります。

その木製の部分も硬く加工されていて水を吸い込まないようにしてあったり、尚且つ硬いので犬がかじりにくいというものも出ています。

プラスチック製の枠はポップな色を使っていたりするので可愛らしい印象があり、人気のようですよ。

また、スチール製もアルミ製も丈夫ですね。表面には加工が施してあり、錆びにくくしてあるものがほとんどです。

一般的なサークルやケージはスチール製が多いです。ステンレス製は錆びないですし、丈夫ですが、値段が高めです。ステンレス製はほとんど壊れる心配はないので、ずっと使うつもりで選ぶのでしたら良いでしょう。

サークルの洗浄

日常では排泄物がついてしまったりした時はふき取り掃除だと思いますが、たまにはお風呂場などに持ち込んで丸ごと洗えるとスッキリしますよね。洗える素材はその点で便利です。

また、外に置く場合は砂やホコリなどの汚れもつくのでしっかり洗いたいものですから、木製の素材はおすすめできません。

サークルの軽さ

犬は毛が抜ける時期が年に2回ありますよね。この時期の掃除は大変ですよね。サークルの後ろや脇に抜け毛が溜まってしまうこともありますから、その度にサークルをよけて掃除しなければなりません。

また、先ほど説明したようにお風呂場に持って行って丸洗いする際にはサークルが重いとなかなか難しいですよね。

サークルが軽いと飼い主さんが掃除をする時に持ち上げて掃除しやすいのがメリットなのですが、犬が寄り掛かった際に倒れたり歪んだりするデメリットがあります。

犬種によって選ぶサークルの高さ

犬は小型犬、中型犬、大型犬と犬種によって犬の大きさが違いますよね。犬種別に超えられない高さで設定されているサークルは以下の通りです。

  • 小型犬種:60センチ程度
  • 中・大型犬種:80センチ程度

ですが、それ以外にもサークルを選ぶ時に注意が必要なのは「犬種によっての運動能力の違い」です。犬の種類によっては脚力が強く高く飛べてしまうことがあるため、サークルの高さを決める時は注意が必要です。

犬種の特性や用途で高さを決める

跳躍力が優れたボーダーコリーなどの犬種は高さ120センチ以上のものでないと飛び越える危険があります。逆にあまり活動的ではない、愛玩犬種のヨーキーなどは45センチ程度の高さでも大丈夫なことが多いです。

また老犬の場合は飛び越える心配もありませんが、介護が必要になってきた時に扉を開閉せずに人間がサークルをまたいで出入りできるので、高さのないサークルの方がお世話しやすいのでおすすめです。

小型犬のサークルの大きさ

小型犬の場合、一般的に幅が1メートル前後で奥行きが60センチ程度の物が多いようです。そこにトイレとベッドを置くという感じで使用する場合が多いです。

寝る場所のみの使用であれば先ほどの大きさまでは要りません。35~44センチ程度で奥行きが50~60センチ程度でも大丈夫です。

小型犬のサークル選びのポイント

小型犬種の場合は素材も飼い主さんのお好みで良いのですが、トイレがサークル内のことが多いので、掃除のしやすさなどを考えて選んでみてください。

また、犬の習性として寝る場所とトイレが離れた所にあった方が良いので、スペースがある場合はトイレ用のサークルを別付けできるタイプのものをおすすめします。

中型犬のサークルの大きさ

中型犬の場合は幅120センチ程度で奥行きが80センチ以上の物が多いようです。中型犬種以上になると外でトイレを済ませることが多くなりますね。

一応、長い留守番を考えてトイレも設置されているという飼い主さんも多いようです。寝る場所として用意するのであれば幅55~63センチ程度で奥行きが74~91センチ程度のものでも大丈夫でしょう。

中型犬のサークル選びのポイント

中型犬種は咬む力も強く、素材は丈夫な物の方が良いでしょう。中型犬の方がトイレが近いことを嫌がる犬が多いです。

小型犬と同様にスペースがあるのであれば、トイレスペースが別にあった方が落ち着いて過ごせる犬が多いようです。

大型犬のサークルの大きさ

大型犬の場合は幅120センチ以上で奥行きが90センチ以上の物が良いでしょう。寝る場所のみの用途であれば63センチ~91センチ程度でも大丈夫です。

ただし、超大型犬種と呼ばれる「秋田犬」や「セントバーナード」、「ニューファンドランド」などは、この大きさでは窮屈な場合があります。

大型犬のサークル選びのポイント

中型犬から大型犬種の大きさになると野外の犬舎としてサークルを使われる飼い主さんが多いようですね。片側に犬小屋を設置したり、片側が屋根が付いていてケージになっているような構造のものもあります。

素材は丈夫なもので重さのあるもの、そして動かないように固定ができるものを選びましょう。トイレは中型犬同様にサークル内での排泄を嫌がることが多いですし、排泄する量も多いですのでトイレは別が望ましいです。

もし、ケージの中で子犬が鳴き続けて静かにしてくれない場合は、『子犬がケージで鳴くのをやめさせたい!ケージのしつけを覚えさせる方法』の記事でその対処法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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犬を多頭飼いした時のトイレやベッドの必要な設置数

犬を多頭飼いしている時に必要なトイレ数は、外でトイレをしつけられている犬の場合、それぞれのサークルにベッドを一つずつ入れてあげれば大丈夫です。

でも、室内で排泄するしつけをしている場合はトイレの数を増やした方が良いか悩んでしまいますよね。一般的に多頭飼いの室内トイレは二通りのやり方があります。

  • トイレは全頭一か所でさせる
  • それぞれのサークル内に一か所設置する

これは犬同士が仲良しで二頭一緒のサークルに入れる場合にも同じですが、ちょっとした工夫をしてあげると良いですよ。

トイレは全頭で同じ場所

留守番時間が限られている場合は、寝る場所のサークル以外にトイレ用のサークルを用意して、飼い主がトイレの時間を決めて、そこでさせるという方法もあります。

犬がお散歩中、においを嗅いでそこにしつこくおしっこをかけるのを見たことがあるでしょう。他の犬が付けたにおいに反応して排泄する習性があるので、それをうまく利用するのです。

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トイレを一か所にするメリット・デメリット

犬たちが一か所でトイレを済ませてくれるとトイレの片付けが一か所で済みますし、ペットシーツの枚数も少なくて済もメリットがあります。

ただし、多頭で一か所に排泄すると、例えば血尿が見つかった場合にも「どの犬の尿に異常があったのか」ということが、わかりにくいというデメリットがあります。

トイレは個々のサークル内で

それぞれのサークルに犬を入れておく場合、寝る場所としてのベッドとトイレを一つずつ用意するという方法があります。

トイレの時間を決めてさせる手間がなく、長時間の留守番でも犬がそこで排泄できるので留守番が長い場合はこの方法が良いでしょう。

きれい好きな犬は個別のトイレを

トイレが汚れていることをすごく嫌がる犬は真新しいペットシーツを好んで排泄する場合があります。

先ほど説明したトイレを一か所でさせるやり方ですと、嫌がってペットシーツから外れた場所で排泄してしまうことがあります。その場合はその犬のサークル内にトイレを設置してあげた方が良いでしょう。

二頭で一緒のサークルの場合の対処法は2通り

二頭の犬が寄り添って仲良く寝ている姿はとても微笑ましいですよね。こういった犬同士が相性が良くて、一緒にいることで安心して過ごせる場合は、二頭で一緒のサークルの方が落ち着いた生活が送れます。

その場合は二頭が入れるように「大きめのベッド」を用意してあげると良いですね。トイレは別のサークルに用意するか、「大きめのトイレ」をサークル内に用意しましょう。

犬の多頭飼いでのサークルは重要

一頭で犬を飼う場合でも様々な利点からサークルは重要になってくるのですが、多頭飼いの場合は多頭飼いならではの、とても重要な役割を持つのです。

飼い主の目が届かない時間に犬たちをサークルに入れておくことで犬たちが危険な目に合わずに済みますし、思ってもみなかったトラブルを避ける事ができるのです。

犬をそれぞれにサークルにいれておくことでのメリットは以下のようなものがあります。

  • 犬同士の争いを制限できる
  • 飼い主が犬を管理できる環境
  • 年老いた犬の生活と介護に使いやすい

犬種・性格の違い

サークルに入っていることが犬にとって安心できる場所であることは多頭飼いでは様々なメリットがあります。犬はその犬種の持った性格や特性もありますし、同じ犬種でもそれぞれに性格が違いますよね。

犬の世界ではある程度の争いがあっておさまる部分はあるのですが、人でも合う人と合わない人がいるように犬同士でも「どうしても合わない犬同士」が出てくるのは仕方ないことです。

そういった場合にはその犬同士は違う時間帯に遊ばせる、接触をなるべく避けるという意味でもサークルはとても有効なのです。

また、犬同士が常に険悪な状態ではないのだけれど、ちょっとした事で喧嘩になるような場合でも個々のサークルに入っていることで、飼い主が見ていない間に喧嘩になることはないので安心ですよね。

老犬と若い犬の運動量の違い

同じ年の犬を一緒に飼う場合もありますが、高齢になった犬と若い犬を飼い始める場合もあるでしょう。こういった場合は犬の遊び方や遊ぶ時間も違ってきます。

若い犬は犬同士で戯れることでストレス発散にもなりますし、パワーが有り余っていますから一定の遊ぶ時間は必要です。

しかし、老犬は若い犬が戯れている所ではゆっくり休むこともできませんよね。老犬は自身のサークルに戻り、休養を取ることができれば老犬に余計なストレスや負担をかけることはなくなるというわけです。

子供と犬のトラブル回避

乳幼児や小学生くらいまでのお子さんがいるお宅では、犬が追い回されて疲れて病気になってしまったり、追い詰められて子供を咬みついてしまうことがあります。

また、年齢が低い子供は足元に注意をすることがまだできませんから犬を踏んでしまったり、子供が犬をおもちゃの乗り物と混同してしまい犬の背中に乗ってしまうなどすることがあります。

これは一頭でも起こり得るのですが、多頭飼いの場合は大人の目が行き届かなくなることでその危険性が上がるのです。

ですから、見守れる環境の時にのみ、犬をサークルから出すというは重要です。犬が疲れてきた頃には自分のサークルに入って落ち着けるということで、こういったトラブルを防ぐことができるのです。

脱走防止

犬が瞬発的に走り出してしまった時、人がその犬を捕まえることは不可能です。来客がたくさんあるような場合や荷物の搬入などで、家のドアを開け閉めしたりドアを開けっ放しにする機会がありますよね。

その場合にも犬が一頭でも脱走してしまうことがありますが、多頭飼いの場合は全ての犬を見ておく事が難しいですから、危険性が高まることはおわかりになるでしょう。

そういった場合にも、犬をサークルに入れておくことで安心して目を離せますよね。

留守番中の危険、いたずら回避

犬を留守番させる時にサークルに入れないでお留守番させると様々な「危険」がありますよね。

多頭飼いの場合はこの危険性も上がるのです。というのも、一頭であればお利口にしている犬も多頭飼いになった場合、他にいたずらを始めた犬がいると加担してしまうことがあります。

犬が二頭、三頭といることでいたずらが始まるとエスカレートしてしまうことがあるのです。

例えば、棚の中にしまってあることで一頭なら開けることはしない犬であっても、他の犬が開けてしまって出してしまうことがあります。

出ていなければいたずらをしないけれど、出ていれば興味を持ってしまう犬がいることがあり、それが犬にとって危険な食べ物であったり、薬や洗剤などの毒物である可能性もあるのです。

また、遊んでいるうちに誤飲してしまうこともありますし、想像するだけでも怖いですよね。

認知症を発症した場合の老犬に使う

たくさんの犬を飼っていると年老いて「認知症」になる犬も出てくることがあります。サークルは犬の「認知症」の症状で、時間を問わず歩き回っている事がある場合にも使えます。

反時計回りに回るこの症状の時に何か障害物があると止まって鳴き続けるので、夜も眠れず飼い主さんが非常に困ってしまうのです。

そんな場合には、サークルを円形にしてあげると犬は疲れるまで回ることができるのです。

もちろん獣医さんに犬に休んでもらうためのお薬の処方を頼むこともできますが、歩きまわって疲れると寝てしまうので一番最初に行える対処法なのです。

ぶつかっても怪我が少ない布製もありますし、子犬や老犬にはおすすめのサークルです。

飼い犬にちゃんとお留守番をさせる方法を、『寂しくない!飼い犬のお留守番時に用意したいおもちゃとは?』の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

飼い犬とは常に一緒にいてあげたいけれど、飼い主さんにも都合がありますので留守番をしてもらわなくてはいけないこともありますよね。 そんな時に...

まとめ

サークルは天井のないタイプですが、慣れるまで脱走防止に天井をつけておくということも考えられていて別売りになっているものもあります。

犬はサークルが安心できる場所でサークルが大好きになると、自ら入っていってジッとしているようになりますよ。

またサークルの使い方はお住まいの環境や飼い主さんの使い勝手などから必要なサークルの大きさは違ってきますよね。

これなら完璧という正解はありませんが、これらのことをふまえて愛犬たちが不自由な思いをせず、楽しく過ごせるようなサークルを選んであげられると良いですね。

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