飼う前に!猫を飼うとかかる費用まとめ【生涯にかかる費用】

猫 飼う 費用

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猫を飼うとなると、一体どんな費用がかかるのでしょうか?

猫を購入する費用や、飼育していくには色々な物を揃えてあげなくてはいけません。それが生涯に渡って続いていくとなると、どのくらい費用がかかるのか想像がつきますか?

初めて猫を飼う人には、ちょっと想像がつきにくいかもしれませんので、猫を飼い始める時に最低限必要な物や、その購入費用、そして一生画にかかる費用について紹介していきますね。

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猫を飼う費用は想像以上に高い!

猫を迎え入れる

猫を飼い始める時には、猫そのものの価格に加え、飼育環境を整えるために揃えなければならないものが多数あります。

それについては次の項目で詳しく紹介しますので、まずは生体である猫の購入費用について確認しておきましょう。

ペットショップで購入する

猫を飼い始める時には、ペットショップで好みの子猫を購入するのが最も一般的な方法かもしれません。

ペットショップでは、様々な種類の猫を同時に比べることができますし、気にいった子猫がいなければ取り寄せをしてくれるところもあります。

生体である猫の価格ですが、これはペットショップによっても違いますし、希望する猫の種類によっても違ってきてしまいますが最低でも10万~15万円は予定しておく必要はあるでしょう。

その時のブームで人気のある猫は価格も高くなりますし、長くペットショップに居て少し大きくなってしまった猫は価格が下がる傾向にあります。

ペットショップで売られている生き物は常に売れきれてしまう訳ではありません。では、売れ残ってしまった犬や猫達はどうなるのかご存知ですか?

詳しくは、『ペットショップで売れ残りの犬猫はどうなる?』の記事で詳しく紹介しています。生き物を飼うということはどういうことかを知るきっかけにしましょう!

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ブリーダーから購入する

ブリーダーというと犬を繁殖しているイメージが強いですが、猫を繁殖しているブリーダーも多く存在するのをご存知ですか?

希望する猫種が決まっているのであれば、ネットなどでブリーダーを探して訪ねてみるのも一つの方法となります。ブリーダーでの購入価格も決まったものはありませんが、ペットショップよりは比較的安い場合が多いです。

里親制度を利用する

里親制度を利用して保護団体から譲り受ける方法もあります。この場合は、猫は無料にて引き取るのが一般的ですが、月齢によっては接種済ワクチンの実費が必要になることもあります。

それでもワクチンの接種はペットショップで購入した場合にも継続的にかかるものなので、かかる費用では一番ハードルは低いです。できるだけ猫などのペットを飼う場合はペットショップではなく、里親制度の利用をおすすめします。

それにはペットとして抱えている問題も大きく影響しています。現状、犬や猫が殺処分されてしまうケースが後を絶ちません。

詳しくは、『猫の殺処分の現状とは。生き物を飼っていなくても一人ひとりに知ってほしいこと』の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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猫を飼う時の初期費用

最初に揃えたい物

猫を迎え入れる時には、色々と揃えなければならない物が出てきます。ここでは最低限必要な物を、一般的な価格と共に紹介していきます。

キャリーケース

動物病院などへ連れて行く時の外出の際だけではなく、災害などの非常時にも必要となりますので必ず用意しておきましょう。購入する時には、成猫になった時の大きさを想定して選ぶようにしてください。

また、当たり前のことなのですが、ケースの中には猫を入れて持ち運びをしますので、ケースだけであまり重量のある物ですと持ち運びが大変になってしまいますので、その点も注意するようにしましょう。

材質は、布製やプラスチック製など様々な物がありますが、出し入れをする時にはケースの上部が開くタイプの物が使い勝手いいです。価格は5,000円程度になります。

トイレ一式

猫のトイレは、プラスチック製の箱型の物が主流で、それにフードが付いている物などが色んなものがあります。

中に入れる砂には、おしっこすると水分を吸って固まるタイプの物や、チップ製でおしっこは吸収せずに下にひいてあるシーツやマットに染み込ませるタイプの物があります。

猫によって砂とチップは好みが分かれますので、どちらにも使用できるトイレを購入して、両方の砂を試してみるのがいいかもしれません。

トイレ本体は2000円程度で、砂やチップは1袋500円程度で購入できます。チップを使用する場合には、下にひくマットも必要になりますが、これも500円程度かかるでしょう。

猫用の皿

水や餌を食べるお皿も必要になります。これも、プラスチック・陶器・ステンレスなど材質も形も様々です。猫のお皿を選ぶ時にはその材質よりも深さが大切になってくるのを覚えておいてください。

あまり深いお皿は、猫が餌を食べる時に皿の縁にヒゲが当たってしまいます。猫はヒゲが物に当たるのを嫌がりますので、お皿はあまり深さのないもので、安定感のある物を選ぶようにしましょう。

お皿はそんなに高価な物を用意する必要はありませんので、100円ショップなどで販売されているものでも条件に合うものがあればそれで十分です。

爪とぎ

室内の好き勝手な場所で爪とぎをされては困ってしまいますので、爪とぎは家に来たその日からその存在を教えてあげる必要があります。

爪とぎには、段ボール・麻・木などの材質がありますが、これも猫によって好みが分かれますので、色々試してみてください。

麻や木でできている物は段ボール製の物よりも少し高価かもしれませんが、それでも300~500円程度で購入できるでしょう。

おもちゃ

猫とのコミュニケーションを取るためにも、おもちゃは必須です。猫じゃらしや、ネズミが棒の先に付いたようなおもちゃを用意してあげてください。

電池を入れて動くおもちゃなどは1000円以上する場合もありますが、そうでない物は300円程度で購入できます。

猫用ベッド

猫が自分の場所として安心できるように、ベッドを用意してあげてください。中敷がはずせるものだと、汚れたらすぐに洗うことができますのでおすすめです。

猫は物に愛着を持ちますので長く使うことができるように、キャリーケースと同様に成猫になっても使える大きさの物を選ぶようにしてください。

ひとまずこれだけ揃えれば、猫を飼育していくことは可能です。家の環境に慣れるまでは、ケージに入れておくほうが安心ですので、必要に応じてケージやサークルを用意するのもおすすめでしょう。

価格は材質や大きさによってかなり開きがありますが、5千円~1万円程度から購入することができます。

徐々に揃えていきたい物

すぐに必要ではないけれど、飼育していくうえでいずれ必要になってくるものもあります。

お手入れ用グッズ

生活に慣れてくるのと並行して、お手入れ用品も必要になってくるでしょう。毛並みを整えてあげるブラシや爪切り、自宅でお風呂に入れるようであればシャンプーなども必要になってきます。

衛生用品

室内に動物が居ると、どうしても臭いなどが気になることもあります。消臭剤や消臭スプレーなども必要になってくるでしょう。また、ペット用のウェットティッシュなどもあると何かと便利です。

初期費用合計

ここまで猫を飼い始める時にかかる初期費用について紹介してきましたが、その合計をまとめておきましょう。

 品目 費用
キャリーケース 5,000円
トイレ一式 3,000円
お皿 500円
爪とぎ 500円
おもちゃ 300円
ベッド 2,000円
お手入れ用品 1,500円
衛生用品 1,000円
ケージ 10,000円
合計 23,800円

上記の金額に猫の価格が入ってきます。猫の初期費用について、『 想像以上?猫を飼う時にかかる初期費用まとめ』の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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日常にかかる費用

餌には、ドライフード・半生フード・ウェットフードなど固さの違いや、更に主に使用されている原材料が魚や鶏など様々な物がありますが、含まれている栄養価の違いから子猫には子猫用のフードを与える必要があります。

成猫用でも、インドア猫用・毛玉対策用・肥満猫用など数えきれないほどの物が販売されていますので、その猫に合った物を選んであげてください。

価格的には、子猫用の物は栄養価が高いこともあり少し高価で800g入りで平均1,000円近くするものもあります。

成猫用になると、2㎏入りの物が1000円弱程になります。材料にこだわったプレミアムフードは、同じ2㎏入りでも価格は倍以上になることもあります。

缶詰などのウェットフードは、ドライフードに比べると割高になりますので、ドライフードを主食にする方が出費は抑えることができます。

ドライフードのみでも必要な栄養素はまかなえますので問題ありませんが、ウェットフードを喜ぶ猫は多いです。

猫にも食の好みや体質に合う合わないというのがありますので、お気に入りの物が見付かるまでは少量パックを購入するほうがいいでしょう。

トイレ用品

餌以外に日々必要になる物がトイレ用品です。砂やチップ、マットは消耗品ですので常に在庫は置いておくようにしましょう。

固まるタイプの砂は、大容量で安価な物も出回っていますが、あまり安価な物は固まり方が弱かったりすることがあります。

おしっこがしっかり固まらないと、掃除の時に砂がバラバラと崩れてしまい、綺麗に掃除するためにその周りの砂も排除しなくてはならないので、結果的に1回のおしっこで大量の砂を捨てなくてはいけなくなることがあります。

チップにも色々な大きさや形がありますので、色々試してみて猫が気に入る物を見極めてください。

トイレの砂の材質が気に入らない時には、トイレのすぐ近くでわざと粗相をするなど、トイレを使用しなくなることがありますので、そのような場合には別の素材の物に取り替えてあげましょう。

おやつ

おやつは必ずあげなくてはいけない物ではありませんが、お留守番の後などにご褒美であげると猫は喜びます。

猫とのコミュニケーションを取るのに、おやつを利用するのもおすすめです。ただし、与えすぎには注意するようにしてください。

消臭用品

トイレ周辺や、猫が普段過ごしているところには消臭用品も必要になってきます。これも消耗品となりますので定期的に購入する必要が出てくるでしょう。

毎月かかる費用合計

 品目 費用
2,000円
トイレ用品 1,000円
おやつ 500円
衛生用品 500円
合計 4,000円

餌はごく一般的な価格も物で計算していますので、プレミアムフードなど高価な物を与えるようであれば、更に価格は上がっていくでしょう。

猫が病気にかかると治療代は全て自費!

健康診断

猫も含めた動物は、体調が悪くても言葉で伝えることができません。猫の様子のおかしさに気が付いて動物病院に連れて行った時には、既に病気が悪化してしまっていることも少なくありません。

そうならないためにも、普段から定期的に健康診断を受けて体調の管理をしてあげましょう。

健康診断は、体重測定・検温・検便・血液検査などが一般的ですが、希望すれば心電図やX線検査なども受けることができます。

価格は病院によって多少の違いはありますが、一般的な健康診断であれば検査代は1万円前後のところが多いです。

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そこに別項目を追加すれば、追加した分だけ金額も上乗せされます。病院によっては、検査代の他に診察代を別途必要とするところもありますので、かかりつけの動物病院をチェックしておきましょう。

健康診断は5歳までは年に1回、5歳を過ぎたら半年に1回程度受けるのがおすすめとなります。人と違い動物の診察代は保険が効きませんので全て実費となりますので、人の健康診断と比べると費用が高く感じるかもしれません。

健康診断でわかることや、内容・費用については、『定期的に必要!?猫の健康診断にかかる費用まとめ』の記事で更に詳しく解説しています。

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混合ワクチン

猫が特にかかりやすい感染病の予防のためには、混合ワクチンを接種する必要があるでしょう。猫は生後2ヶ月を過ぎてくると、母猫からもらった免疫が段々となくなっていきますので、病気に対しての抵抗力が弱まってしまいます。

そのため、混合ワクチンを接種することで、人為的に免疫をつける必要があります。ワクチンは生後2ヶ月前後に1回目を接種し、その1ヶ月後に2回目、その後は1年に1回のペースで接種をしていくのがおすすめです。

混合ワクチンの料金は8千円前後の病院が多く、健康診断と同様に診察料金が加算されることがあります。ワクチン料金も診察料金も特に決まった金額がないため、病院によって違いますので先に電話で問い合わせをしてみるといいでしょう。

予防接種を受けないといけないとはわかっている人も多いですが、どんな内容なのか?そういった意味なのか?について理解されている飼い主さんが意外にも少ないです。

飼い猫が受けるワクチンについて、『猫の予防接種を知ろう!ワクチンの種類や費用まとめ』の記事で詳しく書いていますので、ぜひ知っておいてくださいね。

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去勢避妊手術

将来的に子どもを産ませる予定がないのであれば、去勢や避妊手術を適切な時期に受けておくと、成猫になってからかかる可能性のある病気の予防に繋がります。

その他にも、手術を受けることでオスでしたらスプレー行動の予防、メスでしたら発情期に起こるストレスが軽減されるでしょう。

手術費用は、開腹手術を行うメスの避妊手術の方が、費用的には高額になるのが通常です。平均的には2万~3万円程度だと思いますが、これも病院によって違いがありますので確認するようにしてください。

去勢や避妊の手術をする前は飼い主さんにとってもどういったリスクがあるのか、費用はトータルでどのくらいかかるのか知っておきたいですよね。

詳しくは、『猫の去勢手術はいつがベスト?気になる費用の相場や流れ』の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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突然ですが、去勢手術ときいてどう思いますか? などいろんな意見があると思います。これからどのように一緒に暮らしていくのかによっても変わ...

猫にかかる治療費

先に紹介したように、猫の診察や治療費には保険がききません。そのため、手術を伴うような大きな病気をしてしまったり、骨折などの怪我をしてしまったりした時には、数十万円単位の高額な治療費が必要となってしまいます。

ここ数年飼育環境の向上やフードの質の改善などに伴い、ペットが長寿化傾向にあり、当然猫も例外ではありません。

どんなに健康に気を使っていても、高齢になるにつれて何かしらの体調不良はどうしても出てきてしまうことが多いです。健康体のまま亡くなることは、ほぼないといってもいいでしょう。

そんな時のために、猫や犬などのペット用の保険に加入される飼い主さんが増えてきています。

これに加入すると、通院や入院の際だけでなく、手術を受ける際にも契約内容に応じて保険金がおりる仕組みになっています。万が一の時のために、加入を検討してみるのもいいかもしれません。

生涯費用合計

ここまで、猫を飼う際の初期用や毎月かかってくる費用について紹介してきました。そこに健康診断など動物病院でかかるであろう費用をプラスした、猫1匹を飼う時にかかる生涯費用をまとめてみましょう。

 内容 費用
猫の価格 150,000円
初期費用合計 23,800円
避妊去勢手術 25,000円
合計 198,800円

これらは1度のみかかる費用です。

  • 毎月の費用=4000円
  • 健康診断=10,000円
  • ワクチン=8,000円

猫の寿命を仮に13年とします。それを元に計算をしていきますと、

 内容 費用
餌等の毎月かかる費用
4000×12ヶ月×13年
576,000円
健康診断
10,000×6歳まで年1回
60,000円
健康診断
10,000×7歳まで年1回
140,000円
合計 776,000円

初期費用と毎月かかってくる費用の合計が「964,000円」です。これは、あくまでも健康な状態で猫が過ごしていく時にかかる費用ですので、病気や怪我などをすれば別途治療費がかかることになります。

費用だけじゃない!老猫になれば介護も必要に

猫の平均寿命は10年~15年といわれています。人と比べると、とても短い一生となりますが、年齢で換算すると猫の15歳は人の80歳位に該当します。

ただし、寿命まで元気に過ごすことのできる猫は少なく、10歳を過ぎる頃から段々と動きがゆっくりになっていき、眠っている時間が増えてくるようになります。

老猫になるに連れて、今まで普通にできていたこともままならなくなっていきますので、飼い主さんが手を貸さなくてはならないことも増えていくでしょう。これが介護の始まりです。介護をしていくうえで特に必要なことを、いくつか紹介していきましょう。

トイレの移動

老猫になってくると、今まで苦も無く歩いていた距離を移動することも大変になってきてしまいます。トイレがあまり遠い場所にあると、そこにたどり着くまでに体力を使い過ぎてしまうこともあります。

そこで、トイレの場所を猫が普段いる場所に少しずつ近づけてあげましょう。

ここで注意して欲しいのは、トイレの場所はいきなり大幅に動かすのではなく、少しずつ移動することです。いつもの場所にトイレがなくなってしまうと、猫は混乱してしまうかもしれません。

食事の固さ

老猫になってくると、咀嚼する力も段々と弱くなっていきますので、ドライフードでは食べることが苦痛になってしまうかもしれません。

猫がフードを食べている時の様子を見て、噛む時に顔をゆがめるような表情をしたり、口の横からフードがポロポロこぼれたりする様子が見られましたら、ドライフードをふやかして柔らかくするなどの対応をしてあげてください。

また、フードはシニア用の物に切り替えてあげましょう。シニア用のフードは、食べる量が減っていく老猫でも、栄養がきちんと摂取できるように栄養価が高く消化もいい材料を使っている物が多いです。

ブラッシング

老猫になるに連れて、猫は柔軟性も乏しくなっていきます。すると、今まで自分でできていた毛づくろいも、届かないところが出てきてしまうのです。

特に後ろ足やお尻周りなどは、そこまで身体が曲がらなくて届かなくなってしまいますので、そこは飼い主さんがブラッシングをして綺麗にしてあげてください。

皮膚も毛根も若い頃に比べると細胞が弱くなっていますので、ブラッシングは優しく行うようにしましょう。ブラッシングの正しい方法については、『毛玉対策は必須!猫のブラッシングを正しくする方法!』の記事で詳しく紹介しています。

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猫の手を触ると分かるように、通常猫の爪はサヤの中に収まるような仕組みになっています。老猫になってくると、この爪を仕舞う靭帯の機能が弱まってしまい、爪が出たままになってしまうことがあります。

この状態で皮膚を掻いたりしてしまうと皮膚が傷ついてしまいますので、爪は時々チェックをして出たままの状態になっているようでしたら切ってあげるようにしましょう。

ベッド

老猫になると寝ている時間が増えて、ベッドにいることも多くなっていきます。

それに加えて自分で上手に毛づくろいができなくなり、ベッドは抜け毛などで汚れやすくなりますので、こまめに掃除をして清潔にしてあげてください。

また、年を重ねるごとに体温調整もうまくできなくなっていきますので、寒い季節の保温には特に気を付けてあげるようにしましょう。

猫にとっての季節ごとの適温を、『猫にとっての適温は何度?春夏秋冬それぞれを解説!』の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

猫を飼い始める時に必要なグッズや、かかる費用について紹介してきましたが、いかがでしたか?

飼育に必要なグッズは、紹介した価格と実際の価格には大きな開きはないと思いますが、動物病院でかかる費用については、大きく差があることもありますのでご注意ください。

そして、猫もいずれ年を取り介護が必要になってきます。病院にかかることも増え、飼い主さんへの負担も大きくなるかもしれませんが、飼うと決めたからには最期の時まで大切に見守ってあげてください。

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